RFIDを使って200本のワインの棚卸が60秒未満に!リレーションデザイン研究所「winecode」

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リレーションデザイン研究所は、業務用ワイン管理アプリ「winecode」の新機能(Webアプリ・iOSアプリ・Androidアプリ)を2025年4月9日から提供開始しました。

 

リレーションデザイン研究所「winecode」

 

winecode棚卸作業画面

 

リレーションデザイン研究所は、業務用ワイン管理アプリ「winecode」の新機能(Webアプリ・iOSアプリ・Androidアプリ)を2025年4月9日から提供開始。

■新機能のコンセプト

winecodeでは、「多拠点で多種類多数量のワインを管理する」ことを目的にリリースしました。

これまでなかったコンセプトが評価され、日本全国のレストランやホテル、インポーター、ワインショップで採用されています。

これまで「管理」について、値段の一括変更やラベルの自動認識といった機能を追加し好評をいただいておりましたが、一方で棚卸については従来通り「人間が在庫数を数えて入力」する必要がありました。

それが、今回の新機能によって、棚卸機能を全面リニューアルし、RFIDを使って「アプリで一瞬で在庫数を確認する」ことができるようになりました。

■新機能詳細

RFIDを用いると、電波を用いてタグのデータを非接触で読み込むことができます。

winecodeに登録された情報をもとにラベルプリンターからRFIDラベルを印刷し、ボトルに貼り付けることで、専用のリーダーで読み取ると在庫数を瞬時に確認することができます。

RFIDは、アパレル店舗のセルフレジや、交通系ICカード、車のスマートキーで使用されている技術です。

新機能を利用すると、以下の動画のように棚卸を行うことが可能です。

この機能は、以下の機材に対応しています(2025年5月2日現在)。

◯SCeaTa(シータ)CT4-LX RFID(UHF)モデル

株式会社サトーが提供するラベルプリンター。

ラベルの印刷と同時に、RFIDチップへの書き込みを行うことができます。

同社が開発した液体入りガラスボトル専用のRFIDタグでの利用を推奨しています。

RFIDタグについての詳細はを確認してください。

◯業務用ハンディRFIDコードリーダー

RFID対応リーダーで高速で大量の棚卸を行うことができます。

■RFID棚卸を実際にご覧になりたい方へ

winecodeとRFID棚卸を店舗に導入している兵庫県西宮市のフレンチレストラン「ル ベナトン」様のご厚意により、2025年6月から当面の間、視察プランを用意し、視察の受け入れを行う予定です。

「ル ベナトン」様では、ブルゴーニュワインを中心に、店舗在庫だけでも200本近くを取り扱っており、winecode導入後、ワイン管理のオペレーションコストは大きく下がりました。

視察プランについての詳細、またお申し込みについては、「ル ベナトン」Webサイトからお問い合わせください。

 

■採用店からのコメント

◯兵庫県西宮市夙川のフレンチレストラン「ル ベナトン」様

RFIDを活用したワイン棚卸の仕組みを見たとき、「これからの飲食業界のスタンダードになる」と確信しました。

デジタルツールはあくまで補助的なものと思っていましたが、winecodeのように現場目線で開発されたものは、確実に働き方を変えてくれます。

レストラン経営において、在庫管理の精度とスピードはサービスの質にも直結します。

今後、より多くの飲食店にこのような仕組みが広がっていくことを期待しています。

オーナーシェフ 高谷 慶様

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