子どもたちが楽しみながら体力を伸ばせる仕組みを実現!東京書籍『TOSHO-DOSA SCHOOL』

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東京書籍は、DOSAが開発・提供していた学校体力テスト集計・分析システム『DOSA SCHOOL』の事業譲渡を受け、新たなサービス『TOSHO-DOSA SCHOOL』として提供を開始します。

 

東京書籍『TOSHO-DOSA SCHOOL』

 

TOSHO-DOSA SCHOOL

東京書籍は、DOSAが開発・提供していた学校体力テスト集計・分析システム『DOSA SCHOOL』の事業譲渡を受け、新たなサービス『TOSHO-DOSA SCHOOL』として提供を開始。

本システムは、東京書籍が提供する評価と学びのサポートシステム「マイアセス」から利用可能となり、先生方の作業負担軽減と、子どもたちの体力向上および“運動・スポーツ好き”を育むことの両立を目指したサービスです。

特に、各児童生徒に合った運動遊びを提案する、DOSA監修の「My遊び」というサポート機能を搭載しており、体力テストの記録管理にとどまらず、子どもたちが楽しみながら体力を伸ばせる仕組みを実現しています。

【デジタル化による体力テストDXで先生の負担を軽減】

『TOSHO-DOSA SCHOOL』は、教育委員会・学校・子どもたちをデジタルでつなぐ学校体力テストの集計・分析システムです。

子どもたちがタブレット端末から直接入力した体力測定の記録データは、自動的に学校および教育委員会の管理画面に集計・分析されます。

これまで紙で行っていた記録転記や集計作業が不要となり、先生方の負担を大幅に軽減します。

また、自治体(教育委員会)は数万人規模のテスト結果を瞬時に集約・分析でき、地域全体の児童生徒の体力傾向を把握することが可能になります。

「マイアセス」には、東京書籍が提供する『標準学力調査』や、『総合質問紙調査i-check(アイ・チェック)』のCBTを受検する機能がありますが、ここに、学校体力テスト分析システム『TOSHO-DOSA SCHOOL』が加わることになります。

『TOSHO-DOSA SCHOOL』の入力画面は、わかりやすいシンプルな構成で、子どもたちが戸惑うことなく入力することができます。

児童生徒画面では、自分の記録データと全国の平均値が合わせて表示されたり、毎年の記録の移り変わりを確認したりすることができるので、子どもたちが自らの成長を感じ取ることができます。

『マイアセス』を通して、学校や教育委員会は、学力面と体力面の両方から児童生徒の成長を総合的に把握できるため、指導や支援に役立てることができます。

教育現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しつつ、子どもたち一人ひとりに寄り添ったデータ利活用が可能になります。

学校用画面「学年団成績表」

学校用画面「学年団成績表」

児童生徒画面「個人結果表」

児童生徒画面「個人結果表」

【子どもの体力向上を支える「My遊び」機能の充実】

「My遊び」は、運動における得意を伸ばし、苦手を克服するために企画された、運動能力を高めるサポート機能です。

100種類以上の運動遊びコンテンツを収録しており、一人ひとりの体力テストの結果に応じて、屋内外や遊ぶ人数など条件に合わせた、楽しく取り組める遊びを提案します。

また、システム内の検索機能により、条件に合った遊びを簡単に見つけることができるため、子どもたち自身が主体的に遊びに取り組む意欲を引き出します。

先生方もこれらの遊びを授業や休み時間に取り入れ、子どもたちに運動する楽しさを伝える教材として活用できます。

「My遊び」の一覧

「My遊び」の一覧

「My遊び」のイラストと動画コンテンツ

「My遊び」のイラストと動画コンテンツ

 

スポーツ能力発見協会(DOSA)とのパートナーシップについて

 

東京書籍は今回の事業譲受にあたり、開発元である一般社団法人スポーツ能力発見協会(DOSA)と緊密に連携しています。

DOSAは、スポーツへの興味・関心を深めるきっかけを創出し、スポーツで夢を実現しようとする人々を応援する事業を展開してきました。

また、全国で最新の測定機器を用いたスポーツ能力測定会を実施し、スポーツ振興、さらには膨大なデータから優秀なアスリートの卵の発掘に努めてきています。

前身の学校体力テスト集計・分析システム「DOSA SCHOOL」では、これらの経験を活かし、「My遊び」を提案してきました。

システム提供主体は東京書籍に移りますが、DOSAは引き続き「My遊び」コンテンツの監修を担当し、現場のニーズやスポーツの知見を取り入れたアップデートを今後も継続して行います。

『マイアセス』では、東京書籍が実施するその他の調査結果と体力テストの結果とを組み合わせた閲覧機能を盛り込むなど、複数商品間のデータ連携を企画しています。

東京書籍は引き続き、日本の教育の質的向上に貢献していきます。

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