富士モータースポーツミュージアムは、1960年代の日本における最高峰のレース「日本グランプリ」で活躍した車両をテーマにした「~蘇る熱狂の60's富士~日本グランプリ企画展」を、2025年4月18日から2025年8月31日まで開催します。
~蘇る熱狂の60's富士~日本グランプリ企画展
・展示場所:富士モータースポーツミュージアム内 1F展示エリア
〒410-1308 静岡県駿東郡小山町大御神645
・展示期間:2025年4月18日(金) ~ 2025年8月31日(日)
・展示車両:7台(6台は実車、1台はレプリカ)
富士モータースポーツミュージアムは、1960年代の日本における最高峰のレース「日本グランプリ」で活躍した車両をテーマにした「~蘇る熱狂の60's富士~日本グランプリ企画展」を、2025年4月18日から2025年8月31日まで開催。
1963年に鈴鹿サーキットで開催された日本グランプリは、日本初となる国際規模の自動車レースであり、集まった観衆はレースの迫力に魅了されました。
また、参戦した自動車メーカー各社は、レースで好成績を収めることが販売促進につながるとともに、クルマの開発に拍車がかかることを実感しました。
1964年の第2回大会では、メインの日本グランプリレースだけでなく、サポートイベントのGTやツーリングカー・レースでも、メーカー各社の取り組みはさらに熱を帯び、プライベート・チームの健闘によって大きな盛り上がりを見せました。
1966年の第3回大会からは富士スピードウェイが開催地となりました。
1966年1月に営業を開始した富士スピードウェイは、1.6kmのストレートとバンク角30度の第1コーナーを備えた世界屈指の超高速コースで、テクニカルコースの鈴鹿とはひと味違ったレース展開が予見され、毎回10万人を超える観客を動員しました。
1968年の日本グランプリは、トヨタ、日産の二大ワークス・チームに、実業家でジェントルマン・ドライバーの滝進太郎が結成したプライベート・チーム、「タキ・レーシング・オーガニゼーション(TRO)」が挑む展開となりました。
これをメディアはトヨタ・ニッサン・タキの頭文字から「TNT対決」と呼び大きく報じました。
この企画展では、こうした熱狂がピークに達した「日本グランプリ」に関連する実車を展示します。
また、鈴鹿サーキット時代に日野自動車工業が市販車のコンテッサをベースに製作したレースカーも展示し、日本グランプリの歴史を紹介します。
富士モータースポーツミュージアムならではの「夢の競演」が楽しめます。
展示車両 ローラT70
展示車両 日産R382
展示車両 トヨタ7
展示車両 ポルシェ910