東急イーライフデザインは、東急不動産HDグループのシニア向け住宅「グランクレール」における介護士として特定技能を有する外国人財の受入れを開始します。
東急イーライフデザイン シニア向け住宅「グランクレール」
東急イーライフデザインは、東急不動産HDグループのシニア向け住宅「グランクレール」における介護士として特定技能を有する外国人財の受入れを開始。
この取り組みは、介護業界における2025年問題と言われる人手不足といった社会課題に向けた対応として取り組むものであり、同社は2030年度までに介護職員の外国人財比率を全体の約1割程度まで引き上げるという目標の下、今後も継続して取り組むとのことです。
なお、今回はフィリピンより10名を採用し、約3週間の研修期間を経て、2025年3月16日以降、「グランケアあざみ野」や「グランクレールHARUMI FLAG」等、各住宅にて順次勤務を開始予定です。
■介護の2025年問題とは
日本は急速な少子高齢化に直面しており、特に介護分野においては深刻な人手不足が問題となっています。
2025年には団塊の世代が75歳以上となり、介護を必要とする高齢者の数が急増することが予測されています。
これにより、介護サービスの需要が急激に高まる一方で、介護職員の確保が困難になる「介護の2025年問題」が顕在化しています。
厚生労働省の推計によれば、2025年には約38万人の介護職員が不足するとされています。
この問題に対処するためには、国内の人財だけでなく、外国からの人財の積極的な受け入れが不可欠です。
同社はこの課題に対して先駆的な取り組みを行うことで、業界全体の模範となることを目指しています。
「グランクレール」シリーズについて
「グランクレール」シリーズは、“私らしくを、いつまでも。
”を事業ステートメントに掲げるシニアのためのライフステージです。
ご健康な方が充実した日々を謳歌するシニア住宅、介護が必要なシニアのための介護住宅、同一敷地内にシニア住宅と介護住宅を併設した住宅も展開。
人生の円熟期を迎えた方々へ向けた安全で安心、そして快適で質の高いシニアライフの実現が可能な住宅。
それが「グランクレール」シリーズの考える、新しい住まいの形です。