品質安定化と20%超のコスト削減効果を見込む!SBI証券「MLET.II」

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SBI証券がシステム開発のテスト工程に、アミフィアブルの「MLET.II」(AI搭載テスト工程自動化アプリケーション)を導入したテストアウトソーシングサービスを利用開始しました。

 

SBI証券「MLET.II」

 

SBI証券がシステム開発のテスト工程に、アミフィアブルの「MLET.II」(AI搭載テスト工程自動化アプリケーション)を導入したテストアウトソーシングサービスを利用開始。

SBI証券は、20%超のコスト削減効果と共に品質安定化によるリカバリー工数の削減及びビジネスインパクトの軽減が見込まれることから利用開始を決めました。

また、「MLET.II」の標準テンプレートによるガバナンス改善、開発リソースの最適配置化を目指しています。

◆案件の背景

SBI証券は、2023年9月の「ゼロ革命」開始後も順調に収益を拡大しています。

顧客基盤拡大とともに預かり資産も急拡大しており、その基盤であるシステムの品質安定化、新規システム開発の高速化が課題となっておりました。

また、急拡大するシステム投資に対応するシステム開発人員の確保も課題となっておりました。

「MLET.II」の導入効果である「開発コストの削減」、「品質向上」、「テスト自動化による開発リソースの最適配置化」は、SBI証券の更なる顧客基盤の拡大に寄与することが見込まれ、導入に至りました。

また、既にSBIグループのSBI生命にて導入され、効果を上げている点も考慮されました。

◆本案件の概要

本案件は、2024年7月にPoCが実施され、特定のテスト領域でのコスト削減率が最大で約57%(同社基準による既存テスト手法での総工数と比較)となる試算結果が算定され、コスト、品質、納期面でSBI証券が期待するKPIを十分に上回る結果となりました。

その後、対象システムを絞り込んで実施したSTEP1、STEP2においても、十分な効果が得られており、2025年2月より「MLET.II」を使ったテスト自動化対象システムを拡大することとなりました。

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