GSIクレオスは、神戸大学大学院保健学研究科の協力のもと、歩行の安定と促進をサポートする機能性靴下「歩き屋ソックス」を開発し、2025年春に発売します。
GSIクレオス「歩き屋ソックス」
カラー : メンズ(黒、グレー、生成り)、
レディース(ピンク、グレー、ラベンダー)
サイズ : メンズ(24-26cm)、レディース(22-24cm)
素材 : 綿、レーヨン、ナイロン、シルク、ポリエステル、ポリウレタン
価格 : 2,178円(税込)
GSIクレオスは、神戸大学大学院保健学研究科の協力のもと、歩行の安定と促進をサポートする機能性靴下「歩き屋ソックス」を開発し、2025年春に発売。
高齢者の転倒を減らしたいという訪問介護の現場の声をもとに改良を重ね、履くだけでつま先が上がり、歩きやすさを向上させる靴下となっています。
【転倒リスクは家でも外でも】
冬季は転倒やつまずきによるリスクが高まります。
屋外では道路の凍結、寒さによる筋肉のこわばり、厚着で動きにくくなるなどの理由で歩行時に足がうまく上がらず「ヒヤリ」とすることがあります。
また、安全なはずの自宅でも、つま先が上がっていないことから、暖房器具のコードや数ミリほどのカーペットの段差につまずき、「ハッと」焦る場面も少なくありません。
一度でも転倒すると歩くことが一層恐怖となり、外出をためらうようになる人もいますが、歩く機会が減ると身体機能が低下し、さらに転倒しやすくなるという悪循環が生じます。
高齢者が転倒により骨折などの怪我を負うと、早期回復がむずかしく、最悪の場合には寝たきりになることもあります。
このような事態は本人だけでなく家族にとっても大きな負担となるため、特に高齢者のいる家庭では歩行の安定は切実な問題です。
【自然につま先が上がる靴下、産学連携で誕生】
そのような中、同社に訪問介護施設から「家で転倒し、寝たきりになる高齢者が後をたたない。
履くだけで歩行が安定する靴下を作れないか」という切実な依頼がありました。
そこで神戸大学大学院保健学研究科の協力のもと、高齢者が安定して歩ける靴下の開発に取り組み始めました。
床に置くと自立するほどの立体構造
こうして誕生したのが、歩行を快適にサポートする「歩き屋ソックス」です。
この靴下は、親指とその他の指で二股に別れた足袋型のデザインで、足の指に力が入りやすくしっかり地面を掴むことができるため、立位バランスが安定して歩きやすくなります。
一番の特徴は、履くと自然につま先が上を向き、歩く際に足部が上がりやすくなる構造です。
特に親指が上がることでつまずきにくくなります。
また、横アーチをサポートして歩きやすくなるよう、甲部分の裏側に3本のストレッチ留め編みを施す独自設計を採用しました。
さらに底部分には摩擦力が高い糸を使用することで滑りにくい仕様としたほか、床に置くと自立するほどのしっかりとした立体構造により、歩行時の安定感を向上させました。
【もっと歩きたくなる靴下で健康をサポート】
開発にあたり、北海道医療大学と晴陵リハビリテーション学院に実証実験を依頼し、歩き屋ソックス、一般的な靴下、他社の転倒防止靴下を履いて、3D動作解析と床反力を比較する検証を行いました。
さらにガイア訪問看護ステーションにモニタリング調査を依頼し、70歳以上の高齢者100人を対象に日常生活で同製品を履いてもらいアンケートを実施。
その結果、室内での歩きやすさでは10点満点のうち7点以上の高評価が7割近くとなりました。
屋外の使用についても、運動靴の中でも足が滑りにくくつま先が上がるため、6割の方から歩きやすく疲れにくいと回答をいただきました。
取扱場所: 楽天市場「さわやか家族」での販売を予定しています
https://www.rakuten.co.jp/koyama-sangyo/
※内容は予告なく変更する場合があります