D.R Pocketは、灯油を燃料とした灯油発電機を開発しました。
D.R Pocket「灯油発電機」
■特徴
【特徴1】普段の生活にあるもので長期発電が可能
灯油発電機に必要なのは灯油・カセットボンベ・モバイルバッテリーの3つです。
いずれも普段の生活で使っているものをそのまま利用できます。
・灯油 :給湯や石油ストーブで使用しているものをそのまま使えます。
・カセットボンベ :カセットコンロ用のガスボンベが使用可能。
発電機の始動時に数分間使うだけなので、大量に備える必要はありません。
・モバイルバッテリー:一般的にカセットボンベは5℃以下では使用できないため、寒冷時にのみカセットボンベを加温するために使用します。
モバイルバッテリーはスマホ充電用のもの(27W、9V/3A以上出力可能なもの)が利用できます。
【特徴2】燃料の大量備蓄が可能
東日本大震災では、停電が9割復旧するまでに6日もかかりました。
1週間連続で1kWの発電をすると、ガソリンでも灯油でも100L以上の燃料が必要です。
一般的にはガソリンは40L以上の備蓄ができず、使い切るとガソリンスタンドへ補給に行く必要がありますが、災害時はガソリンの入手が困難になります。
一方で、灯油発電機で使用する灯油は、一般家庭でもホームタンクなどに200Lまで備蓄できます。
そのため、長期間の停電時でも安心して電力を確保できます。
【特徴3】長期備蓄が可能
ガソリンは劣化しやすく、一般的な保管期間は1ヶ月~1年とされています。
そのため、せっかく備蓄していても、交換を忘れるといざというときに使えない可能性があります。
防災用に長期保存可能な「ガソリンの缶詰」も販売されていますが、非常に高額です。
一方、灯油は適切に保管すれば基本的に劣化せず、一度購入すれば長期間安心して備蓄できます。
■どなたでも簡単に使用できます
灯油発電機の使用に特別な知識や技術は不要です。
どなたでも安心して使えます。
1. 灯油を入れる
2. カセットボンベを取り付ける(カセットコンロと同じ要領)
3. 寒冷時のみモバイルバッテリーを接続する(スマホの充電と同じ)
4. 発電を開始(ガソリン発電機のように簡単に操作)
また、以下の面倒な操作はすべてマイコンで自動化されています。
・暖機運転の時間
・ガス運転から灯油運転への切替
・寒冷時のカセットボンベの加温
そのため、どなたでも手間なくスムーズに発電できます。
■スペック例
定格出力 :2.3kVA(単相100V/23.0A)
定格周波数 :50Hz/60Hz
乾燥質量 :35kg
燃料タンク容量:8.1L
始動燃料 :カセットボンベ
運転燃料 :灯油
出力 :定格負荷 2.3kVA
連続運転可能時間:約5h
出力 :1/4負荷 625VA
連続運転可能時間:約12h