TIアサヒは、新たに新型GNSS受信機「GX2シリーズ」を2025年2月3日より国内販売します。
TIアサヒ「GX2シリーズ」
「GX2シリーズ」のラインナップは用途に合わせた「GX2-C」、「GX2-L」、「GX2-A」の3機種です。
・GX2-C 下向き(杭打ち用)カメラ+写真測量機能搭載
【写真測量機能について】
直接立ち入りにくい柵の中や中央分離帯の縁石等の計測に便利。
1回測定ポイントを撮影し、測定ポイントが撮影範囲に入るようにカメラを向けて歩くと、自動撮影され、撮影カット数が表示されます。
撮影後、画像上で測定したいポイントを十字マークに合わせ、選択ボタンをタップすると座標が表示されます。
・GX2-L 下向き(杭打ち用)カメラ+レーザ距離計搭載
直接アプローチできない場所や高所を手軽に計測したい時に便利。
・GX2-A 3機種に搭載 ARリアルタイム下向き(杭打ち用カメラ)搭載
下向き(杭打ち用)カメラにより、リアルタイムで実際の場所の画像や矢印等の表示でポイントまで誘導します。
ポイントに近づくと赤い円が表示されます。
測設作業の効率化が図れます。
■主な特長(3機種共通)
・高性能の衛星受信ボード(高精度測位モジュール)を搭載1408チャンネル実装
GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSの信号を受信し、高精度の素早い観測が可能になりました。
・ケーブルレスでネットワークRTK観測を実現
ネットワーク上の基準点または仮想基準点のデータを配信サーバーから取得できます。
・簡単設置、計測まで約10秒
待ち時間のノンストレス。
RTKの平均的な初期化時間は約10秒と短時間です。
また前回の設定を記憶し、自動的に観測を開始します。
・傾斜補正機能搭載
±60°の範囲内であれば傾斜センサによりリアルタイムに座標を補正します。
・防塵防水設計 P68
突然の強い雨でも安心して作業ができます。
・優れた耐衝撃性
本体は軽量かつ頑丈なマグネシウム合金で放熱性と耐衝撃性に優れています。
バッテリ込みで1.03kgとコンパクトです。
・連続使用時間は約20時間(バッテリ2個使用時)
ホットスワップ可能なバッテリを2個標準搭載。
・見やすい本体のディスプレイ
ディスプレイにはネットワーク接続状況、バッテリの残量、衛星の数、位置情報が表示されています。
この表示により、GNSS受信機が衛星を受信していることがわかります。
・コントローラ用アプリPTS
専用アプリPTSには、写真撮影機能やマップ写真表示があり便利です。
・標準構成品
GX2本体
バッテリ(BP09)×2個
充電器一式(BC05セット)
アダプタ(MT02)
USBケーブル
コントローラ一式
コントローラホルダ
保証書
ケース
【GX2シリーズ価格】
オープン価格