北陸ポートサービスは、地域のこどもたちに「自らチューリップを育て、土に触れあってもらうことで自然への興味関心を深めてもらおう」と自社製の培養土と、砺波市産のチューリップの球根に鉢をセットにして、射水市の全園児に毎年贈呈しています。
北陸ポートサービス「チューリップの栽培セットを射水市の 全園児に贈呈」
北陸ポートサービスは、地域のこどもたちに「自らチューリップを育て、土に触れあってもらうことで自然への興味関心を深めてもらおう」と自社製の培養土と、砺波市産のチューリップの球根に鉢をセットにして、射水市の全園児に毎年贈呈。
2024年は射水市内全29園、2,332セットを寄贈し、12月23日には市内の大江保育園に社員が訪問し、栽培の指導をしながら一緒に植えこみを行いました。
真っ白な鉢に思い思いの絵を描いてもらい、自分だけの器を手に半分ほどの土を入れた後、チューリップの球根を置いて、その上にまた土をかぶせます。
植え付けができたらたっぷり水をやります。
北陸ポートサービスの社員との植え付けが終わったら、チューリップの育て方についても説明をしました。
子どもたちは、お礼に年長組の園児全員で「にじ」を合唱したあと、手伝った社員一人一人に「ありがとう」と感謝の言葉を述べた後、描かれた手作りのメダルをかけてくれました。
当日は、雪が降る大変寒い日でしたが、子供たちとの交流が心を暖かくしてくれる会となりました。
子供たちが土に触れ、自分の思いで家族や仲間と一緒に植物を育てることを通じて、土の大切さや自然への関心を深めてもらい、優しく感受性豊かな心を育んでほしいと考えています。
こうした大人が増えることが、北陸ポートサービスが目指す「地域の明るい未来」につながると信じ、毎年この取り組みを行っています。
この取組は、2016年より行われており、2024年は、射水市内全29園、2,332セットが寄贈されました。
そして北陸ポートサービスが提供する自社製の土は、地域バイオマス(刈草、剪定枝葉、伐採木)を破砕し、精選・熟成させて仕上げた商品で、グループ企業(グリーンエネルギー北陸)の木質バイオマス発電所の環境価値を購入し、地球温暖化防止対策に取組んでいます。
廃棄物を焼却する場合と比べて、温室効果ガスの排出量を半分以下に削減できます。
培養土として使うにあたっても、自然由来の原料で仕上げており、土に還る地球環境に優しい商品です。
このような土を自然に使ってもらうことでも、「地域の明るい未来」に繋がればと思います。
■北陸ポートサービス株式会社が取組む持続可能な循環型社会