政治家の軌跡に迫る!『小泉純一郎と安倍晋三 超カリスマの長期政権』大下 英治著

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東峰書房は、2024年12月11日(水)、昭和平成に活躍した怪物を追うシリーズ「昭和平成二大怪物伝」の第二弾として『小泉純一郎と安倍晋三 超カリスマの長期政権』を発売します。

 

『小泉純一郎と安倍晋三 超カリスマの長期政権』大下 英治著

 

書影

 

シリーズ名:昭和平成二大怪物伝

判型   :四六判

ページ数 :476ページ

定価   :1,980円(税込) 本体1,800円+税

著者   :大下英治

 

東峰書房は、2024年12月11日(水)、昭和平成に活躍した怪物を追うシリーズ「昭和平成二大怪物伝」の第二弾として、平成の日本において総理大臣となり長期政権を築いた政治家、小泉純一郎と安倍晋三の2人について、500冊を超えるルポルタージュを刊行してきた著者が取材・執筆した『小泉純一郎と安倍晋三 超カリスマの長期政権』を発売します。

「もし、自民党が変わろうとしないなら、わたしが自民党をぶっ壊す」

「変人」と呼ばれながらも、小泉現象とも言うべき圧倒的な支持を受けて総理大臣に就任した小泉純一郎。

党内最大派閥の平成研究会と真っ向から対峙して郵政民営化などの改革を断行、さらに歴代総理として初めて北朝鮮を訪問し拉致被害者5人の帰国を実現する。

その果断な行動力の根底にあったのは、学生時代から強く思い入れていた織田信長と、全身に刺青を入れた政治家の祖父・小泉又次郎であった。

現状を分析して合理的に考え、修羅場にあっても冷静さを失わずに決断を下す。

周囲の反発にも自分の信念を貫く“突き進むカリスマ”として、5年5カ月にわたり大衆を牽引していく。

「自分の名誉や体のことなんてかまっていられない。

国のために、おれは戦いつづけるよ」

一度は持病の悪化によって志半ばで辞任しながらも、その後再び総理大臣へと就任した安倍晋三。

保守のシンボルともいうべき祖父・岸信介と、総理就任を目前にして世を去った父・安倍晋太郎の遺志を受け継ぎ、平和安全法制や特定秘密保護法の制定などの政策を次々と推し進めていく。

その裏には適材適所に配置された政権人事と、「安倍さんを支えたい」「安倍さんのために今度こそ」と心に誓った多くの議員の支持があった。

彼らから“慕われるカリスマ”として、安倍は与党を3度の衆院選と3度の参院選にて勝利に導き、7年8カ月にわたる安定した政権運営を実現する。

ともに高い支持を受けて総理大臣となり長期政権を築きながらも、まったく異なるタイプであった2人の政治家の軌跡をたどる。

超カリスマの語録

■目次

プロローグ 小泉純一郎と安倍晋三、二人の総理

第一章 小泉純一郎の原点

第二章 政界のサラブレッド・安倍晋三

第三章 小泉純一郎の台頭、安倍晋三と拉致問題

第四章 小泉純一郎の長期政権

第五章 北朝鮮訪問と拉致問題の展開

第六章 郵政民営化と郵政選挙

第七章 第一次安倍内閣の興亡と小泉の後継・進次郎

第八章 再挑戦の安倍晋三長期政権

第九章 政策と外交の軌跡

第十章 安倍晋三の死とその後

エピローグ 二人の異なる「カリスマ」

あとがき

関連年譜

■著者プロフィール

・著者:大下 英治(おおした えいじ)

1944年6月7日、広島県に生まれる。

1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。

1970年、週刊文春の記者となる。

記者時代「小説電通」(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。

さらに月刊文藝春秋に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。

1983年、週刊文春を離れ、作家として独立。

以降、政治経済から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。

著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「週刊文春 トップ屋魂」(イースト・プレス)など500冊以上にのぼる。

近著に『ダイエー中内功とダイソー矢野博丈 流通革命の旗手』『「政権奪取」 小沢一郎、三度目の挑戦』(以上、東峰書房)、『政権交代秘録「食うか、食われるか」の権力闘争30年史』(清談社Publico)、『任侠映画伝説 高倉健と鶴田浩二(上・下)』(さくら舎)、『安藤昇 侠気と弾丸の全生涯』(宝島社)、『高市早苗 愛国とロック』(飛鳥新社)などがある。

著者近影

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