コンフィグラは、11月19日、ソフトウェア『CET』(Configura Extension Technology)のメジャーアップデートであるCET15.5と次世代のUIを発表しました。
コンフィグラ「CET15.5」
コンフィグラは、11月19日、ソフトウェア『CET』(Configura Extension Technology)のメジャーアップデートであるCET15.5と次世代のUIを発表。
今回のアップデートでは、デザイン機能が大幅に改善され、ナビゲーションがより簡単かつ迅速になりました。
CET 15.5からは新しいユーザーインターフェース(UI)が標準で有効になりますが、移行期間中は、ユーザーは従来型のインターフェースに切り替えることも可能です。
■CET 15.5が正式にリリース
今回のアップデートでは、コンポーネントタブ全体を一度に折りたたんだり展開したりできるコンポーネントタブバーなど、UIの機能が強化されています。
ツールバーの右クリック機能もアップデートされ、キーボードショートカットや作業モードのエディターなどの重要なツールに素早くアクセスできるようになりました。
「フィードバックを送る」機能は、問題を報告したり機能リクエストを送信するための機能が拡充され、タイトルバーの目立つところに移動されました。
これは、コンフィグラがユーザーからの意見を重視する姿勢の表れです。
■継続的な、ユーザー中心のアップデート
今回のリリースで、コンフィグラは、チームメンバーがバックアップファイルにアクセスしやすいよう、自動バックアップの保存場所として「図面の横」を復活。
これにより、プロジェクトの共有フォルダーを使用しているユーザーは、バックアップ先をより簡単に選べるようになり、ディスク容量の管理も改善できます。
また、引き続き、ユーザー独自の保存場所を指定することも可能です。
マテリアルエクスプローラーは、より応答性が向上し、マテリアルの読み込みが以前より高速になりました。
マテリアルは「CETマテリアル」「製造者のマテリアル」「マイ素材」の3つのタブに分類され、さまざまな種類のマテリアルに迅速かつ簡単にアクセスできるようになっています。
さらに、利用者独自のマテリアル(Customer's Own Materials, COMs)は.gmファイルとして保存可能になり、データ整理が容易になりました。
また、最終概要はカタログ仕上げとCOMsを切り替えるフィルタリング機能により柔軟な操作が可能になりました。
コンフィグラは、継続的に製品の改善に努めており、定期的に小規模なアップデートを導入することで、製品全体のユーザーエクスペリエンスを向上させています。
最近のアップデートでは、「フィードバックを送る」機能で添付ファイルの上限が引き上げられたほか、翻訳の最適化や、クイック測定モードを可能にする矢印キー対応などのナビゲーション機能も向上しました。
さらに、カタログダウンローダーが改良され、アップデートの速度が向上したほか、進行状況を表示するインジケーターが追加されました。
また、ツールグループの選択が簡素化され、効率性が向上しています。
さらに、小さいサイズのPDFを出力する機能や設定の簡略化といった改良も加えられ、ユーザーのフィードバックを重視し、使いやすさを継続的に向上させるというコンフィグラの姿勢が反映されています。