エリアメールより早く災害情報を配信も!テレネット「デュース」

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テレネットが開発した、緊急災害情報受信システム「デュース(DEWS) 」が、国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。

 

テレネット「デュース(DEWS) 」

 

デュース概要図

 

テレネットが開発した、緊急災害情報受信システム「デュース(DEWS) 」が、国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。

 

日本は災害大国であり、近い将来、高確率で発生が予測されている南海トラフ地震、首都直下地震などの災害に備えたBCP対策の必要性が高まっています。

テレネットのデュースは、気象庁より発報される緊急地震速報(予報)を専用通信端末のGPSと連動して、二次メッシュ地図(10kmメッシュ地図)の現在位置情報を自動で取得。

そして現在地に該当する緊急災害情報のみを取得し、広範囲への警報情報(エリアメール)よりも早く、位置情報精度の高い予報情報を元に、地震到達までの秒数を端末の表示と音声で発表しました。

(特許取得済み。

特許6019090号)

●NETIS登録番号: KT-240100-A

●技術名称   : 緊急災害情報受信システム「デュース(DEWS)」

●登録ページURL: https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-240100%20

■開発の目的・利用するメリット

 

エリアメールよりも早く通知できる理由

 

大規模な地震災害は年々増加傾向です。

日本では地震・津波の報知はテレビやエリアメールが中心ですが、テレビやエリアメールでは揺れるまでの猶予時間や地震・津波の規模が分かりません。

そこで、デュースは、気象庁の緊急地震速報の予報を受信し、各端末の位置情報に合わせて瞬時に演算。

端末を持っている方に分かりやすい音声アナウンスで、震度と猶予時間を個別配信します。

それにより、エリアメールよりも優位に、揺れの大きさや猶予時間に合わせた退避行動がとれることに成功しました。

「揺れるまでに5秒あれば、予告なしの時に比べて80%死傷率が軽減できる」との研究(出典:東京大学生産技術研究所目黒研究室のレポート『緊急地震速報導入による社会へのインパクト』)もあります。

また、企業・団体様には、災害時においても安全配慮義務があります。

「デュース」は管理画面から、どの端末で緊急災害情報を受信したかも確認・把握可能です。

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