「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」が「BLT Built Design Awards 2024」において、「Winner in Interior Design」を受賞しました。
鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-
所在地 :京都府京都市東山区宮川筋4丁目297番地10
アクセス:京阪電車「祇園四条駅」1番出口より徒歩約3分
客室面積:186m2 2階建て
定員数 :4名(ダブルベッド×2/セミダブルベッド×2)
「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」が「BLT Built Design Awards 2024」において、「Winner in Interior Design」を受賞。
■BLT Built Design Awardsについて
BLT Built Design Awardsは、世界的なデザイン賞などを数多く手がける3C Awardsが主催する賞の一つです。
「ARCHITECTURE」「INTERIOR DESIGN」「LANDSCAPE ARCHITECTURE」「CONSTRUCTION PRODUCT DESIGN」の4つのカテゴリーごとに、明確な基準に基づき審査員が評価をした総合点によってWinner/Honorable Mention/Country Picksの受賞が判断されます。
■「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」のデザインについて
今回の受賞は、折原美紀氏が代表取締役を務める株式会社ODOによって構想された「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」のインテリアデザインが評価されたものです。
折原美紀氏は、陰翳に美を見出す日本古来の考え「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」を今に体現する宮川町の空間を室内へ引き込むようなコンセプトで「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」のインテリアデザインを考案しました。
客室内には、和紙や柿渋などの日本の伝統的な素材や、土・木・石などの自然素材を使用し、現代のデザインやテクノロジーを融合させた、快適で斬新な宿泊体験を提供しています。
中でも和紙をふんだんに使用したモダンな内装は和紙職人・ハタノワタル氏の手仕事により完成した唯一無二の空間となっています。
和紙と土で左官技術を融合して製作した大きな壁や柿渋染めの和紙を全面に施したキッチン、天井から床までを特殊加工の和紙で包んだ寝室など日本の伝統と技術を感じる意匠と、それらを引き立てるように繊細に照らす灯は行燈をイメージした奥行きのあるライティングにより陰翳の美を引き立てています。
撮影:梶原敏英
■最高級町家hitotoseシリーズの拡大
「hitotose」という名称は春夏秋冬、一年を表す言葉であり、今回受賞した宿の「穐」とは「秋」のことを指しています。
由来は宿から歌舞練場が近いため、舞台用語の「千穐楽」より「穐」を頂戴しています。
本シリーズは、穐に続き【鈴 京都宮川町 hitotose夏 (仮)】が2025年6月に開業予定で、【鈴 京都白川 hitotose春 (仮)】の計画もすでに決定しています。
鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-では、2024年6月にも世界3大デザイン賞であるRed Dot Design Awardのデザインコンセプト部門でベスト・オブ・ザ・ベスト賞を受賞しています。
同宿では2つ目となる今回のデザイン賞の受賞は、世界に通用するデザインであると改めて認められたと共に、運営する株式会社レアルの今後の展開や取り組みにも大きな後押しとなります。