2024/12/3(火)~12/8(日)に京都文化博物館にて第16回京都ヒストリカ国際映画祭が開催されます。
第16回京都ヒストリカ国際映画祭
2024/12/3(火)~12/8(日)に京都文化博物館にて第16回京都ヒストリカ国際映画祭が開催。
テーマは「持たざるものの闘い」。
規模もスケールも異なる映画が同じスクリーンで流れ、新旧の“持たざるもの”たちが束の間の競演で映画祭を盛り上げます。
映画をハブにしたトークイベントは2024年度も開催が決定!
昼も夜も歴史映画にどっぷり浸れる6日間です。
世界が注目する今だからこそ、《歴史映画に宿る未来》がお届けられます。
<映画祭の見どころ>
●『SHOGUN 将軍』の話が聞ける!福永壮志映画監督、宮川絵里子プロデューサー来場
●京都映画企画市から生まれた『黒の牛』、過去のラボ参加者『ワンス・アポン・ア・タイム・カリビアン』凱旋上映!日本初公開は4本!その他ベルリンのコンペで注目の『グローリア!」など世界で注目の歴史映画をいち早く紹介
●日本アニメ界のレジェンド・プロデューサー・丸山正雄が山中貞雄脚本をアニメ化
●大好評!畳の会場で車座で繰り広げられる縦横無尽なトークセッション「ヒストリカお座敷」2024年も開催
●京都の撮影所で制作された作品を含む、<持たざるものの闘い>をテーマにした歴史映画の総力特集
【開催概要】
名称 :第16回京都ヒストリカ国際映画祭
(KYOTO CMEX 2024 公式イベント)
期間 :2024年12月3日(火)~12月8日(日)
場所 :京都文化博物館3F フィルムシアター、6F 和室
チケット:前売券:1,200円当日券:1,400円
(※以下の作品は別料金となります)
前売発売:2024年11月16日
チケットぴあにて販売開始 [Pコード:554-481]
URL: https://w.pia.jp/t/kyoto-historica/
店頭販売:セブン-イレブン
※
前売券:800円 当日券:1,000円 『大江戸の侠児』『人情紙風船』『七人の侍』『碁盤斬り』『せかいのおきく』
前売券:2,000円 当日券:2,000円 『雪の花 ―ともに在りて―』『黒の牛』『侍タイムスリッパ―』
無料(映画祭公式HPから要事前申込み):『SHOGUN 将軍』(第一話 第二話)『サバイバル忍者』
無料:『ヴァイオント』
※ゲスト情報は決定次第、WEBサイト、SNSで随時発表していきます。
【全上映ラインナップ(18作品)】
世界が震えた『SHOGUN 将軍』をはじめ、注目の最新作、歴史的大作も盛りだくさん
■ヒストリカ・スペシャル 2024年、時代を象徴する、注目の作品! 4作品
日本時代劇を背骨にした世界規模の作品『SHOGUN 将軍』が批評・人気とも断トツだったことをヒストリカで喜びたい。
加えて山中貞雄がアニメ『山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」』で甦ったことも事件だった。
来年は日本人を見つめ続けるベテラン・小泉堯史とLOOKで妄想を招く蔦哲一朗が事件を起こす。
◇SHOGUN 将軍(第一話 第二話) アメリカ|2024|128分|配信 ディズニープラス
福永壮志さん(映画監督) 宮川絵里子さん(プロデューサー)来場!
監督:ジョナサン・ヴァン・タルケン(第一話、第二話)
出演:真田広之、コズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、浅野忠信、平岳大、西岡徳馬(徳:旧字体が正式表記)、二階堂ふみ
圧倒的スケールで描く、陰謀と策略が渦巻く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。
◇雪の花 ―ともに在りて― 日本|2024|117分|松竹
小泉堯史監督来場!
2025年1月劇場公開に先立ちプレミア公開!
監督:小泉堯史
出演:松坂桃李、芳根京子、役所広司、宇野祥平
無名の町医者は、未曾有の疫病から日本をどのように救ったのか?江戸時代に疱瘡と闘った町医者の物語。
◇山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」
日本|2023|25分|ジェンコ
丸山正雄さん(アニメーション・プロデューサー)来場!
監督:りんたろう 声の出演:小山茉美
夭折の天才山中貞雄が遺した「鼠小僧次郎吉 - 江戸の巻」を日本が誇るアニメーション監督りんたろうがアニメ化
◇黒の牛
日本・台湾・アメリカ|2024|114分|ALFAZBET、ムーリンプロダクション、ニコニコフィルム
蔦哲一朗監督来場!
京都映画企画市 2016 年度優秀映画企画パイロット版から初長編化実現。
監督:蔦哲一朗
出演:李康生、ふくよ(牛)、田中泯、須森隆文、ケイタケイ
今は昔。
男は自分の分身とも言える牛と出会う。
牛と共に大地を耕しながら万物の連なりを静かに見つめる。
■ヒストリカ・ワールド いち早く!世界の注目新作歴史映画 4作品
イタリア・ポーランド・プエルトリコ・オランダ領インドネシア。
主人公たちはそれぞれの困難に立ち向かう。
理不尽な暴力、真実をおおう偏見、欲望、圧制。
自分勝手な者たちに対して頼みとするのは歌であり、草刈り鉈であり、自身の誇りなのだ。
◇グローリア! イタリア|2024|106分|Rai Cinema
マルゲリータ・ヴィカーリオ監督来場!
監督:マルゲリータ・ヴィカーリオ 共催:イタリア文化会館 - 大阪
1800年、ヴェネツィア近郊の孤児院を舞台に、音楽で若い女性たちの才能が開花する。
2024年ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出
◇スウィート・ドリームス
オランダ・スウェーデン・インドネシア・フランス|2023|102分|heretic
エナ・センディヤレヴィッチ監督来場!
日本初上映
監督:エナ・センディヤレヴィッチ
20世紀初頭、オランダ植民地時代末期のインドネシアの離島の農園を舞台に、人間の尊厳を鮮やかに描く
◇農民
ポーランド・セルビア・リトアニア|2023|114分|Next Film
ゲストあり(予定)
監督:DK・ウェルチマン、ヒュー・ウェルチマン ポーランド広報文化センター協賛企画
19世紀後半、ポーランドのある村は噂話や争いの温床となっている。
20世紀ポーランドを代表するノーベル文学賞受賞作家、ヴワディスワフ・レイモントによる『農民』を映像化秋冬春夏の四季を、油絵を用いたロトスコープのアニメーションで色彩豊かに描く。
◇ワンス・アポン・ア・タイム・イン・カリビアン
プエルトリコ・スペイン|2023|135分|BELLE FILMS
レイ・フィゲロア監督来場!
日本初上映
Kyoto Filmmakers Lab カムバックサーモン企画
監督:レイ・フィゲロア
貧困と不平等がはびこる1930年代のプエルトリコ。
フアンは誘拐された妻を取り返すべく、幼い娘を背中に背負い、マチェーテ(草刈り鉈)を手に立ち上がる。
■ヒストリカ・フォーカス ヒストリカが今、見て欲しい特集上映 6作品
長屋の物語が好きだ。
生活がドラマと一体になっているから。
金と無縁な人たちが紡いだ温かい奥ふところとそれを守る物語。
金や武士道や産業と真っ向から戦うのでなく、違う文脈にすり替えることで煙に巻く賢さと潔さ。
◇侍タイムスリッパー
日本|2024|131分|ギャガ、未来映画社
安田淳一監督、沙倉ゆうのさん(俳優)、峰蘭太郎さん(俳優)来場!
監督:安田淳一
出演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎
◇大江戸の侠児
日本|1960|91分|東映
大地丙太郎さん(アニメーション監督)
丸山正雄さん(アニメーション・プロデューサー)来場!
監督:加藤泰 出演:大川橋蔵、香川京子、住田知仁、青山京子
◇人情紙風船
大地丙太郎さん(アニメーション監督)
丸山正雄さん(アニメーション・プロデューサー)来場!
日本|1937|86分|東宝
監督:山中貞雄
出演:河原崎長十郎、中村翫右衛門、山岸しづ江
◇七人の侍
日本|1954|209分|東宝
白石和彌監督来場!
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、志村喬、津島恵子、加東大介
◇碁盤斬り
日本|2024|129分|キノフィルムズ
白石和彌監督来場!
監督:白石和彌
出演:草なぎ剛(なぎ:弓へんに剪が正式表記)、清原果耶、中川大志、奥野瑛太
◇せかいのおきく
日本|2023|89分|東京テアトル、U-NEXT、リトルモア
阪本順治監督来場!
監督:阪本順治
出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人
■イタリア文化会館-大阪企画プログラム 恒例となったイタリア文化会館 - 大阪との連携企画 3作品
・ヴェネツィア・ビエンナーレ - ビエンナーレ・カレッジ・シネマ提携企画 共催:イタリア文化会館 - 大阪
◇私の誕生日
イタリア|2024|90分|Reggi Spizzichino Communication
クリスティアン・フィリッピ監督来場!
日本初上映
監督:クリスティアン・フィリッピ
家族とは?愛とは?
行き場のない母と息子の束の間の再会を描く
◇ヴァイオント
イタリア|2020|25分|(C)Artheria
監督:ヨランダ・ディ・ボナヴェントゥーラ
日本初上映 VR上映
私たちはなぜ安全でない場所から離れられないのか?
・ボローニャ復元映画祭-チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画 共催:イタリア文化会館 - 大阪
◇夏の嵐
イタリア|1954|121分|クリスタルディ社、ザジフィルム
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
デジタル復元版
ミラノの貴族ヴィスコンティ監督が描くイタリア貴族の悲劇
■京都映画企画市 新しい時代劇企画のコンペティション 1作品
京都ヒストリカ国際映画祭の時代劇企画ピッチング(プレゼンテーション)コンテスト「京都映画企画市」の2023年度の優秀映画企画作品のパイロット版映像を上映。
◇サバイバル忍者
日本|2024|18分|(C) 京都映画企画市 2023・馬杉雅喜
馬杉雅喜監督来場!
第15回京都映画企画市 優秀映画企画作品
監督:馬杉雅喜
「泥水啜ってでも生きてやる」謎の偉人、聖徳太子と、忍者の始祖との出会いの物語
■カンファレンスイベント
人が集う、交流する、映画のお祭り
◇ヒストリカ お座敷
昨年度好評だったカンファレンスイベント「ヒストリカ お座敷」が2024年も京都文化博物館の6F和室で開催されます。
今回は70畳×3部屋のスペースを「トーク」「展示」「上映」に分け、トップクリエイターのレクチャーや京都のコンテンツ企業と若手のフィルムメーカーによる作品展示・上映を行います。
日程 :12/7(土) 13:00~18:30(予定) 12/8(日) 12:00~18:30(予定)
会場 :京都文化博物館 6F 和室
入場料:無料
詳細およびタイムテーブルは11月中旬以降に公式webサイトで確認してください。
■フリンジ企画
様々な映画人の貴重なインタビュー・アーカイブ
◇夜のヒストリカ
多彩なゲストをお招きし、時代劇や歴史映画につい語る配信企画。
ゲストはホームページやSNSにて発表しました。
開催期間:映画祭実施日YouTubeにて配信(予定)
ホスト :西尾孔志(映画監督)