富士産業より、消費者庁に届出されていた機能性表示食品「みかん麹の認知サプリ」が受理されました。
富士産業「みかん麹の認知サプリ」
富士産業より、消費者庁に届出されていた機能性表示食品「みかん麹の認知サプリ」が受理。
柑橘類に含まれる成分の代謝産物(4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチン)を含み、加齢と共に低下する中高年の認知機能の一部である、(1)論理的思考力と、(2)社会的認知機能のサポートを訴求する商品です。
同社では自然素材に含まれる有用素材について長年研究を続けていますが、今回、柑橘果皮の麹発酵物に健康効果があることを発見し、有効成分の特定と臨床試験による効果実証を行いました。
有効成分については、柑橘類に含まれるポリフェノールの一種である、ノビレチンとタンゲレチンが、麹発酵により4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチンという成分に変換されることを見出しています。
ノビレチンとタンゲレチンには様々な健康効果が知られていますが、摂取された後、肝臓がもつ酵素の働きにより、いくつかの代謝産物に変換されます。
中でも、4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチンが強い効果を持ち、主な活性本体と考えられています。
今回同社で行った臨床試験では、4'-デメチルノビレチンと4'-デメチルタンゲレチンを含む被験品(届出食品)を3か月間摂取いただき、加齢と共に低下する中高年の認知機能の一部である、(1)論理的思考力(物事を矛盾なく考える力と情報・知識・経験に基づいて推論し、より正しい答えを導き出す力)【図1】と、(2)社会的認知機能(ヒトの感情を判断する力)をサポートする効果【図2】があることが実証され、その結果に基づいた機能性表示届出が受理されました。
<社会的認知機能(ヒトの感情を判断する力)の評価で用いたCognitrax※の結果を紹介>
※Cognitrax(コグニトラックス)とは、認知機能検査の一つであり、パソコンを用いて行う検査です。
様々な脳の認知機能領域(言語・視覚記憶、処理速度、注意力、感情判断力など)を測定することができます。
同社では、自然力・科学力・解決力の3つの力を軸に素材研究から商品の開発までを行なっています。