日本エビデンスベーストマーケティング研究機構は、2024年10月23日(水)に発足に伴う記者発表会を開催しました。
日本エビデンスベーストマーケティング研究機構
発足日 : 2024年9月1日
所在地 : 〒164-0003 東京都中野区東中野四丁目30番9号 リオイルハ2F
ホームページ: https://ebmi.jp/
日本エビデンスベーストマーケティング研究機構は、2024年10月23日(水)に発足に伴う記者発表会を開催。
【一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI)とは】
一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構は、メーカー、小売店、広告代理店、アカデミア、サプライヤーが一堂に会し、商品開発から広告コミュニケーション、売り場、CXまで、エビデンスベーストマーケティングを浸透させることを目的としています。
主な活動内容としては、事業会社のCMOクラスの方で構成される研究振興評議会と、研究分科会が中心となって日本市場におけるエビデンスの実証研究を進めていきます。
研究分科会は、個社では解決のできない実務課題に対して、購買データを用いてエビデンスの実証研究を行います。
そこで得られた知見は、記事や動画の学習リソースにして会員社に還元し、複数の研究分科会から得られたエビデンスを蓄積、共有していきます。
得られた知見は会員社に先行して共有しますが、外部メディアへの記事提供、セミナー、トレーニングセッションなども実施し、それらを通して広く一般的にエビデンスベーストマーケティングの普及を目指します。
先行してシャンプー市場における実証研究が進んでおり、すでに海外論文で提唱されているいくつかのエビデンスが日本市場にもあてはまることが確認されています。
(参考: https://markezine.jp/article/corner/1072 )
また、当研究機構にはアカデミックアドバイザーとしてブランド戦略論の権威として知られる田中洋中央大学名誉教授を迎え、アカデミアからの視点も交えつつ日本市場における研究結果の標準化を進めていきます。
【参加企業一覧:50音順(2024年10月23日時点)】
伊藤ハム米久ホールディングス株式会社
株式会社ヴァリューズ
株式会社カインズ
カタリナマーケティングジャパン株式会社
株式会社コレクシア
CCCMKホールディングス株式会社
ジャパンフリトレー株式会社
三井住友カード株式会社
三井住友海上火災保険株式会社
【発足の背景】
一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構は、データに基づかない表面的なマーケティングではなく、確かに積み上げてきた学びを大切にすることで日本のマーケティングをあるべき姿にするという理念から生まれました。
個社では解決のできない課題に取り組み、推進する横断的組織が必要と強く感じ、同じ志を持つ企業が集まった結果、当研究機構の設立に至りました。
【今後の活動予定】
・EBMIカレッジ「エビデンスベーストプランニング実践コース」の申し込み受付を開始しました
→事業会社向け、研究統括 芹澤による「ブランドの育て方」確立プログラム(詳細はお問い合わせください)
・一般会員社向けサービス開始 ※2024年末頃予定
→専用サイトへのログインによる、学習リソース等のコンテンツへのアクセス可能
・カンファレンス開催 ※2025年春予定
→研究成果の発表を行うイベントの開催(会員限定セッションあり)
【当日の様子】
概要説明で代表理事 木田 浩理(三井住友海上火災保険 CMO)より研究機構のミッションが語られました。
続いて、参加者が順に挨拶を行い、簡単な自己紹介と参画の目的や意義が語られました。
<参加者>
研究統括 芹澤 連(コレクシア コンサルティング事業部 執行役員)
研究パートナー 松田 伊三雄(カタリナマーケティングジャパン 取締役副社長COO)
アカデミックアドバイザー 田中 洋(中央大学名誉教授)
評議員 羽藤 昇平(ジャパンフリトレー 経営企画本部 本部長)※オンライン参加
最後に、研究統括 芹澤 連(コレクシア コンサルティング事業部 執行役員)より研究分科会の具体的な活動について、事務局長/代表理事 村山 幹朗(コレクシア 代表取締役)より研究機構への参加方法や今後の活動予定が紹介されました。
【研究分科会】
活動の中心をなす各分科会の名称と運営メンバーは以下の通り。
(順次追加予定)
『戦略ごっこ』実証分科会
株式会社コレクシア 芹澤 連 研究統括
カタリナマーケティングジャパン株式会社 松田 伊三雄 研究パートナー