オムニバス・ジャパンは、渋谷センター街に新設された街頭ビジョン『Pandora Vision』の3Dオリジナル放映コンテンツとして、「モンスターアイ」を制作しました。
オムニバス・ジャパン「モンスターアイ」
オムニバス・ジャパンは、渋谷センター街に新設された街頭ビジョン『Pandora Vision』の3Dオリジナル放映コンテンツとして、「モンスターアイ」を制作。
今回の『Pandora Vision』での制作はこれまでのOOHコンテンツでプロデューサーを務めた加賀美正和の下、ノウハウを生かしながら、「映像作家100人」に選出されているディレクター、河上裕紀を中心にオムニバス・ジャパンのスタッフの力を結集し、オリジナルキャラクターを手がけました。
※OOHとは
OOH(Out of Home)メディアとは、交通広告や屋外広告など、家庭以外の場所で接触する広告メディアを指す。
◆『Pandora Vision』とは
株式会社ユニカが運営する、若者から海外観光客など常に多くの人が行き交う渋谷センター街の中心に位置し、3D錯視映像を放映することが可能な媒体。
通行人の目線の先にある媒体で、迫力のある映像が提供されます。
◆「モンスターアイ」とは
「Chaoticな街」渋谷を訪れる老若男女さまざまな人たち(小さなモンスター)を興味深そうに上から覗いている赤ちゃんモンスター。
新しい建物やトレンドに敏感で、常に新しい刺激を求めており、ただ見守るだけではなく、街に訪れる人々と共に成長していく。
恥ずかしがりやな一面があり、後ろを向いてじっとしている時間も多い。
新しいものや生き物に対しては興味津々でよく周りを観察している。
モンスターだが性格は穏やかで人懐っこい。
時々テンションが高い時にふざけて回ったりしている。
今後、「ぐっすり熟睡篇」「人間観察篇」「目が合う篇」「一人遊び篇」の4種のコンテンツ展開を予定している。
◆オムニバス・ジャパン スタッフ
ディレクター:河上裕紀
CGスーパーバイザー:渡邊翠
キャラクターセットアップ:横田創吉
エフェクトアーティスト:中西妃龍
CGプロデューサー:加賀美正和
河上裕紀 ディレクターコメント
この企画を考えるにあたり、「渋谷らしいコンテンツ」とは何かを考えました。
思い返すと、自分の中で一番アツいと感じていた1990年代の渋谷は、全身同じ色の服を着た集団やヤマンバギャルなどがたむろし、誰からも理解されない「モンスター/怪物」達の巣窟のように思えました。
治安は良いとは言えなかったかもしれませんが、そこにはどこかパワーに溢れ、新しい文化が爆発し誕生している瞬間でした。
また、様々なモンスター達がこの渋谷を基点に集まり、新しい文化が生まれることを想像しながら、この「モンスターアイ」を考えました。
「モンスターアイ」が今後このビルとともに愛される存在になってくれればと思います。
皆様是非現地で確認してください。