20代の過半数はオンライン参列を取り入れてみたい。との結果に!エイトノット「オンラインウエディングに関する意識調査2024」

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エイトノットは、2024年8月から9月にかけて結婚式の一部にオンラインを取り入れたスタイルに関する調査を実施しました。

 

エイトノット「オンラインウエディングに関する意識調査2024」

 

 

エイトノットは、2024年8月から9月にかけて結婚式の一部にオンラインを取り入れたスタイルに関する調査を実施。

結婚式の在り方や価値観が多様化する今、20代~40代の女性が自身の結婚式におけるオンラインの活用をどのように考えているか、その実態を調査されました。

■調査概要

調査対象 :3年以内に結婚した、もしくは将来的に結婚したい

20~49歳の女性の中で、

結婚式や結婚イベントを行った、または行いたいと答えた方

*2023年の調査では、3年以内に結婚した、

もしくは将来的に結婚したい、と答えた方が対象

調査期間 :スクリーニング調査 2024年8月23日~8月30日

本調査 2024年8月30日~9月4日

調査機関 :株式会社エイトノット

(インターネット調査:株式会社ジャストシステム「Fastask」)

有効回答数:553

 

調査結果について

 

■結婚式のオンライン配信を知っている人は全体の51.3%

結婚式、もしくは結婚イベントの一部をオンラインで配信するスタイルがあることを「知っていて、具体的に説明できる」「なんとなく知っているが、説明はできない」方を合わせると51.3%となり、結婚イベントを行ったあるいは行いたいと考えている方の過半数が何らかの形で知っていると答えました。

抽出条件の差はありますが、昨年の調査では認知率が45%であったことから、結婚式や結婚イベントの実施意向のある方の中では、オンライン参列についても認知が高まっていることが伺えます。

希望する結婚式・結婚イベントのスタイル別では、ゲストハウス・レストラン・ガーデンウエディングや仏前式・平服での食事会希望者が「知っていて、具体的に説明できる」と答えた方が50%を超え、全体平均の28%を大きく上回っています。

オンライン参列 認知率

■オンライン参列を自身の結婚式に取り入れたい意向度は全体で46.2% ただし詳細認知者では94%に

オンライン参列を取り入れてみたい(もしくは取り入れた、取り入れてみたかった)と回答したのは、全体で46.2%、取り入れてみたくないが34.2%、わからないが17.7%となりました。

半分近くの方はオンライン参列を取り入れたい意向があることが分かりました。

特に、オンライン参列を「知っていて具体的に説明できる」と答えた方は94%が利用したいと答えており、高い関心がうかがえます。

また年齢別で見ると、20~29歳の56.9%がオンライン参列を取り入れてみたいと答えており、年齢が低いほどオンラインで招待することへの抵抗感が少なくなっています。

認知率と利用意向

年齢と利用意向

■オンライン参列を取り入れたい理由は「記録として残るから」「遠方の人も参列しやすいから」

オンラインウエディングを取り入れたいと答えた方の理由を見ると、もっとも多いのが「記録として残せるから」が28%、続いて「遠方(海外含む)の方も参列しやすいから」(27.2%)、「参列者の負担が少ないから」(26.8%)、「忙しい人も参列しやすいから」(26.4%)、「おじいちゃん・おばあちゃんに見てもらえるから」(24.4%)となりました。

いままでは招待できなかった、または招待するのをためらっていた方にも結婚式に立ち会ってもらうことができる、新しい参列のかたちとして支持されてきているようです。

取り入れたい理由

■オンライン参列を取り入れたくない理由は「イメージできないから」「現地で参列してほしいから」

オンラインウエディングを取り入れたくないと答えた方の理由を見ると、もっとも多いのが「イメージできないから」で25.6%、続いて「現地で参列してほしいから」(24.9%)、「恥ずかしいから」(19.9%)となりました。

「招待した方が喜んでくれるかわからない」(19.2%)、「参列者の操作が難しそう」(16.0%)という、参列者側の意向を気にする理由も一定数挙げられました。

取り入れたくない理由

■利用したいオンラインサービスは「挙式・セレモニーのライブ配信」

結婚式、結婚イベントにまつわるオンラインサービスについて、もっとも利用したいサービスは「挙式・セレモニーのライブ配信&録画視聴」で29.9%となりました。

続いて、「披露宴・パーティ・会食のライブ配信&録画視聴」(27.2%)、「新郎新婦のプロフィール映像」(25.3%)、WEB招待状24.2%、と続きます。

利用したいオンラインサービス

■まとめ

結婚式は人生の節目において、家族や大切な人とのつながりを確認し、今まで過ごしてきた日々への感謝やこれからの未来への喜びを伝え合う場であり、現地で直接気持ちを伝えたいという意向は増えつつあることから、対面での体験・サービスが重視されることはこれからも変わりありません。

一方で海外など遠方にいる友人や知人、式場へ来ることが難しいおじいちゃん・おばあちゃんや親戚にもライブ配信や録画視聴を通して見守ってもらいたいという意見もあり、結婚式の新しい参列方法として、オンライン参列が受け入れられつつあるのではないでしょうか。

また、WEB招待状やオンライン打合せ、スケジュールやToDo管理のための結婚準備サイトは、今まで式場に出向いて行うものとされてきた結婚式の準備がオンラインでできるようになり、新郎新婦の負担が軽減されることから定着しつつあります。

これからは挙式のライブ配信をはじめとする当日のイベントにおいてもオンラインを併用することで、体験価値の向上や接触機会を増やすことが重要になってきます。

 

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