マルニャ物産は、目黒通り商店街の活性化を目的とした、第12回「目黒マルシェ」を2024年11月2日(土)、3日(日・祝)の2日間、開催します。
マルニャ物産「目黒マルシェ」
《第12回目黒マルシェ 概要》
第11回目黒マルシェ「予祝祭!」
日時 : 11月2日(土)、3日(日・祝) 11時~17時
場所 : 目黒通り歩道 大鳥神社~清水交差点 付近の歩道にて
どちらかが雨天の場合4日(月・休)に振替
HP : https://meguromarche.com
マルニャ物産は、目黒通り商店街の活性化を目的とした、第12回「目黒マルシェ」を2024年11月2日(土)、3日(日・祝)の2日間、開催。
【東京でも250もの商店街がなくなっている】
地方のシャッター商店街が話題になっていますが、東京の商店街もここ10年で250も減少しています。
都心にある目黒通りの商店街も存続の危機にあります。
コロナ後から20店舗が閉店。
目黒通りにある大鳥前元競馬通り商店街は下町風情が残り、盛んだったご近所付き合いも失われつつ有ります。
かつて目黒通りは日本一家具屋さんが集まっていることからインテリアストリートと呼ばれ、デザイナー家具ブームを生み出しました。
「目黒通りで家具を揃えたい」という人までいた程人気で、全国から家具好きが訪れていましたが、今では閉店が続き、家具協会も2024年消滅しました。
【130店舗が出店、2万人が商店街に集まる】
そんな中、目黒通りで行われるイベント「目黒マルシェ」が盛況で、商店街に活気を呼び込んでいます。
新型コロナウイルス流行の影響で1度は消滅しましたが、世の中が暗いムードの時に「今こそ目黒マルシェをやる時では」という近所の人の声から復活しました。
目黒マルシェは春と秋の年2回、2日間にわたって目黒通りで行われるマルシェです。
目黒通りのお店は軒先に商品を並べ、歩道には露店が並びます。
今までは4,000人程度の来場でしたが、復活後は20,000人が目黒通りに押し寄せ、130店舗が出店。
1年で1番目黒通りに人が集まるイベントにまで成長しました。
蚤の市エリア、飲食エリア、食材エリアなどがあり、地元目黒からの出店も多く、地域の人も出店者として参加しているのが特徴です。
またマルシェというと若い人が集まるイメージが有りますが、シニアの出店者さんも多く、また昔から住むお年寄りが多い土地柄もあり「大人が集まるマルシェ」として、お年寄りが買い物を楽しむ姿が風物詩となっています。
【2店舗から始めたが一年で一番盛り上がるイベントに】
目黒マルシェは目黒通りの店主が目黒通りを盛り上げるため11回行ってきました。
最初はお隣とたった2店舗から始め、ようやくイベントとして成長してきたところでコロナで休止したりと苦労続きでした。
活性化成功の秘訣は「商店街に入っている、入っていない」で分けること無く、目黒通りのお店1店1店に出向いて声をかけ、通り全体を巻き込んで行っている点です。
目黒通りのお店の人からは「1年で一番来客も売上も高いのが目黒マルシェの日。
毎回この日のためにイベントを考えて、来場者をもてなすのが楽しみになっている。」また近所の方も「歳なので遠出が出来なくなってしまったが、毎回近所で行われる目黒マルシェの露店を楽しみにしている。
頑張ってものづくりをしている出店者さんを応援したい。」などと盛り上がっています。
主催者の声「昔からお店をやっていた方の話では、かつての目黒通りはずらっとお店が並び賑わっていたそうで、昔の写真でその風景を見ることが出来ます。
11月の開催では歩道全体に露店を並べることで、かつての賑わいの有る目黒通りと同じ風景づくりに挑戦したいです。
子供達にとって露店が並んでいる景色が楽しい体験になれば、将来ここで商売してくれるかもしれません。
最近は閉店が多いけど、何とか次の世代につなげたいです。」