テーマはセキュリティ教育の重要性!SEA/J CTF for Students大会

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SEA/Jは、アカデミー認定校支援策として学生を対象にSEA/J CTF for Students大会を開催しました。

 

SEA/J CTF for Students大会

 

 

SEA/Jは、アカデミー認定校支援策として学生を対象にSEA/J CTF for Students大会を開催。

SEA/Jは、2002年に国内初のセキュリティ資格認定団体として設立以来、セキュリティ教育の重要性をテーマに活動を続けています。

近年、経済社会のデジタル化により、あらゆる職務においてサイバーセキュリティリスクへの理解が求められるようになりました。

特に、ITを学ぶ学生がセキュリティの素養を備えた人材として社会に貢献することが重要です。

そのためには、座学中心になりがちなセキュリティ学習に対して、実践的なチャレンジをしていくCTFは非常に有効な学習方法です。

また、セキュリティに興味を深める切っ掛けとしても最適な場となります。

SEA/Jは、学生の成長とセキュリティスキルアップを目指し、アカデミー認定校への支援として昨年度に引き続きCTF大会を開催。

ホームページに競技大会のレポートを公開しました。

大会レポート    https://www.sea-j.net/partner-ctf2024report

昨年度に引き続きアカデミー認定校への支援としてCTF大会を2024年8月7日に開催しました。

アカデミー認定校10校から32チーム、総勢86名が参加し腕を競いました。

今回は部門を2つに分けて、すべてのチームが対象のオープンクラス部門と、1年生のみで構成したチームについて別途フレッシュマンクラス部門を設けました。

学習を初めて間もない1年生でも優勝のチャンスが生まれる部門となります。

開催概要はこちら https://www.sea-j.net/ctf2024

■競技結果

【CTF for Students2024結果】

2024年の優勝は、チーム制の中でなんと1人で参加した学生でした!たくさんの難問も正解し、2位以下に大差をつけての独走でした。

1チーム上限4人までの構成が可能な大会でしたが、優勝者はひとりで立ち向かいました。

どのようにチャレンジして成果をあげたのかなど、詳細は優勝者インタビューを確認してください。

優勝者インタビュー https://www.sea-j.net/partner-ctf2024interview

また、本大会の結果情報については、学生の理解度や学習進度の参考にもなるように参加チームの先生方に共有し、今後の学習に活かされます。

(下記グラフは先生方へ提供の結果分析一例)

【問題カテゴリ別正解率】

今回は正解率以外に、“結果としては不正解も、チャレンジしたことがわかる”データを算出しました。

CTFは難問にチャレンジする楽しさもあります。

技術を学ぶ方々が社会に出ていろいろな難題や局面に立ち向かうとき、今回の意気込みを思い出してもらえれば主催者として嬉しく思います。

■参加者アンケート

詳細はホームページの大会レポートを確認してください。

大会レポート https://www.sea-j.net/partner-ctf2024report

【問題全体の難易度について】

全体の4割以上の方が難しいと感じたことが分かりました。

今回の問題は初級~中級レベルを揃えていました。

【SEA/J CTF大会は楽しかったですか?】

上記の難易度のアンケートでは「難しい」と感じていた方が多い一方で、「楽しい」と回答した方が全体の6割でした。

難しいからチャレンジし甲斐があるという“技術者魂”とうかがえます。

【CTF参加は自分自身のスキルアップにつながりましたか?】

セキュリティやITを学ぶ学生にとってスキルアップにつながったか否かは、主催者として気になるところですが、「役に立った」と回答した参加者が全体の約6割弱でした。

日常の勉学とは違った視点で学べるのもCTFの魅力です。

 

■SEA/Jアカデミー認定校を募集中!!

アカデミー認定校(主に専門学校)を随時募集してます。

CTF大会はアカデミー認定校への支援策として、効果がある企画となってます。

また、その他学校現場における教育コンテンツ不足を解決するための補助教材の開発や、先生方のスキルアップのための勉強会開催など、さまざまなアプローチで先生方をサポートしています。

SEA/Jは今後も他の資格運営団体では難しい、きめ細かな支援を拡充していく予定です。

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