米国国防総省DARPA 精鋭部隊の活躍!『ラッフルズの秘録 上・下』ジェームズ・ロリンズ著/桑田 健 訳

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竹書房は、全米で2023年8月にWilliam Morrowから発売されたジェームズ・ロリンズ(James Rollins)著「TIDES OF FIRE」の翻訳版『ラッフルズの秘録 上・下』を2024年9月18日(水)に発売します。

 

『ラッフルズの秘録 上・下』ジェームズ・ロリンズ著/桑田 健 訳

 

 

書籍名    :ラッフルズの秘録 上・下

著者     :ジェームズ・ロリンズ[著]/桑田 健[訳]

サイズ・ページ:文庫判・並製・上/440頁 下/360頁

定価     :上/本体1,100円(税込1,210円)

下/本体1,000円(税込1,100円)

発売日    :2024年9月18日(水)

 

竹書房は、全米で2023年8月にWilliam Morrowから発売されたジェームズ・ロリンズ(James Rollins)著「TIDES OF FIRE」の翻訳版『ラッフルズの秘録 上・下』を2024年9月18日(水)に発売。

本書は全米で2005年から刊行され、全世界で2,000万部以上を売り上げている〈シグマフォース〉シリーズの最新刊です。

日本でも2007年に書籍版、2012年より文庫化され本作で16作目を数える大ヒットシリーズとなっています。

〈シグマフォース〉とは、米国国防総省で研究・開発を担当するDARPA(the Defense Advanced Research Project Agency:国防高等研究計画局)の管轄下に置かれる。

DARPAの任務は、新しいテクノロジーと研究の管理・指揮・保護にある。

隊員たちは知能・肉体ともに優れた“殺す訓練を受けた科学者”。

彼らは、世界各地で起こる奇妙な事件――それは往々にして歴史の中に秘密があり、かつ現代の科学にも影響するものである――に対処していく。

歴史×謎×科学――歴史の謎に科学で挑む一級品のミステリー・アドベンチャー・シリーズです。

著者のジェームズ・ロリンズは獣医の経験を経て作家に転身。

〈シグマフォース〉シリーズを始め、『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の小説版の執筆、大型ファンタジーシリーズ〈ムーンフォール・サーガ〉「星なき王冠」(同社より発売中)なども手掛けている。

 

【あらすじ】

ニュージーランド沖合での深海調査「タイタンプロジェクト」に参加した海洋生物学者のフィービー・リードは、新種と思われる巨大サンゴを発見する。

しかし、プロジェクトは頻発する地震に悩まされていた。

一方、香港滞在中に大地震に見舞われたシグマフォースのグレイ・ピアース隊長たちは、ペインター・クロウ司令官から中国の原子力潜水艦が行方不明になり、その場所が頻発する地震の震源が集中するトンガ海溝付近だと知らされる。

グレイたちは中国の不審な動きを追うため、シンガポールの博物館に赴く。

地震の調査のため深海探査艇でトンガ海溝に潜ったフィービーたちは、見たこともないような巨大なサンゴの森を目にする。

だが、タイタンプロジェクトとグレイたちには地震とは別の危険が迫りつつあった。

■〈シグマフォース(Sigma Force)〉とは何か?

彼らは殺す訓練を受けた科学者。

ジェームズ・ボンドより切れ者で、危険度は2倍。

Σ(シグマ)の記号は数学で用いられ、ギリシア文字のsigmaを表す。

すべてのパーツの合体、異なる部分の統合、あらゆるものの総和を意味する。

米国国防総省にとって〈シグマフォース〉とは、元特殊部隊の兵士からなる極秘部隊を意味する。

天才的なIQを有する精鋭たちが集められ、物理学、地質学、考古学、植物学、生理学、人類学、電気工学、遺伝学、統計学、化学、分子生物学などの専門教育を施された。

メンバーは、特殊部隊の中でもトップレベルの身体能力および経験と、天才的な科学者たちの頭脳を併せ持つ存在なのである。

天才の頭脳と鋼の肉体。

人間の能力の総和。

それが〈シグマフォース〉。

彼らは殺す訓練を受けた科学者。

【シグマフォースの成り立ちとその任務】

〈シグマフォース〉は、米国国防総省で研究・開発を担当するDARPA(the Defense Advanced Research Project Agency:国防高等研究計画局)の管轄下に置かれる。

DARPAの任務は、新しいテクノロジーと研究の管理・指揮・保護にある。

彼らの暗黙のルール――それは「発見者であれ」。

軍事力よりも科学技術の進歩が重要視される新しい世界においては、知識こそが真の武器となる。

ドクター・ショーン・マクナイトは、科学技術の知識を持つと同時に軍事訓練も受け、極秘技術の確保と保護を100%の精度で行なうことのできる隊員の必要性を提言し、そこで生まれたのが〈シグマフォース〉である。

この組織の中心任務は、調査と奪取である。

自国の安全から新技術の獲得まで、米国の利害を守るためにリスクの大きな状況下に送り込まれる裏のチーム。

対テロリスト部隊として創設されたデルタフォースとは異なり、〈シグマフォース〉は科学技術分野における米国の優位を保護し、維持する目的で結成された。

〈シグマフォース――技術の進歩で、米国が他国の後塵を拝することはあってはならない――〉の創設者であるドクター・ショーン・マクナイトは、DARPAの長官へと昇進し、現在〈シグマフォース〉の指揮に当たるのは、ドクター・ペインター・クロウ。

ペインター・クロウは、オマーンの砂漠において、〈シグマフォース〉を乗っ取ろうという企みを果敢に阻止した実績を持つ。

■著者プロフィール

ジェームズ・ロリンズ James Rollins

1961年イリノイ州生まれ。

1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。

歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。

〈シグマフォース〉シリーズから派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。

また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。

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