全国で、介護業界向けの研修会を企画・運営する日本通所ケア研究会は、2024年11月1日(金)~3日(日)に「第22回日本通所ケア研究大会(合同開催)第19回認知症ケア研修会in福山/第1回総合事業・ケアマネ研修大会」を開催します。
第22回日本通所ケア研究大会 第19回認知症ケア研修会in福山
テーマ : 通所系サービスのこれからを考える~岐路に立つ介護保険サービス~
主催 : 日本通所ケア研究会/福山認知症ケア研究会
共催 : NPO法人日本介護福祉教育研修機構
大会長 : 妹尾 弘幸(株式会社QOLサービス代表取締役、
月刊デイ編集長、総合介護施設ありがとう総施設長)
会期 : 2024年11月1日(金)・2日(土)・3日(日)
参加方法 : 会場参加
予定参加者: 1,000名(毎年全国から約1,000名参加)
開催地 : 広島県民文化センターふくやま
〒720-0065 広島県福山市東桜町1-21 8階
参加費 : 【本大会】
「一般」20,000円(税込み) 「月刊デイ年間購読者」16,500円(税込み)
【サンセットプレセミナー】
「本大会参加者」無料 「本大会参会者以外」5,500円(税込み)
【施設見学ツアー】
「本大会参加者」8,000円(税・バス代込み)
「本大会参会者以外」28,000円(税・バス代込み)
その他 : 日本認知症ケア学会単位認定講座(認知症ケア専門士単位:3単位)
大会HP : https://tsuusho.com/conference/
全国で、介護業界向けの研修会を企画・運営する日本通所ケア研究会は、2024年11月1日(金)~3日(日)に「第22回日本通所ケア研究大会(合同開催)第19回認知症ケア研修会in福山/第1回総合事業・ケアマネ研修大会」を開催。
2024年度の介護報酬改定は、診療報酬・障害福祉サービス等報酬改定とのトリプル同時改定でしたが、実質の赤字改定。
さらに、人手不足・人件費高騰・円安・コスト増加等の影響も相まって、赤字事業所が激増しており、倒産件数も過去最多となっています。
それでも私たち介護事業者は、利用者に介護サービスを届け続けるため、将来の介護インフラを守るために、何としても生き残らなければなりません。
今後、今以上に介護職員は想像を絶する人手不足状態になります。
既に始まっていますが、訪問介護や夜間の介護は崩壊していき、介護難民・ケアプラン難民が急増します。
本来、今回の改定で介護職員の処遇改善は10%必要でしたが、2~2.5%に留まる微増であったため、他産業との賃金格差は開く一方となり、介護職員不足に拍車をかける状況となっています。
このような状況下で全ての介護事業者に求められることは、以下の(1)~(3)を実践することです。
(1)何とか時期改定までの2年間黒字運営していくこと
(2)良質な就業環境の整備に努め、現介護職員の離職を防ぐこと
(3)魅力的かつ効果的なアプローチで、採用件数を高めると同時に、介護業界への求職者も増やしていくこと
そして、今大会では「生き残れる事業所・法人」となるためのヒントが詰まった研修機会を多数用意されました。
一人でも多くの方にご参加いただき、将来の介護を共に守っていくための、事業所運営に繋がれば幸いです。
大会プログラム
市民公開講座1 :認知症の人の理解を深める!認知症と共に生きる
市民公開講座2 :介護先進都市福山の介護を知る!
認知症講演1 :認知症の人が地域で住み続けるを支える工夫
認知症ケアセミナー1 :なぜ、認知症の人は帰りたがるのか
認知症ケアセミナー2 :虐待ゼロを実現するために!不適切ケアから考える悪いケアって何!?
認知症ケアセミナー3 :BPSDから考える認知症ケア
認知症ケアセミナー4 :解決!認知症ケアの現場での困りごと
実技分科会1 :五感を活用し、対象者の思いや存在に近づく!スピリチュアル・ケアとしてのコミュニケーション法
実技分科会2 :看護師がおさえておきたい口腔ケアの基本と実践
実技分科会3 :認知症の人が継続して取り組むことができるリハ・機能訓練・アクティビティ
実技分科会4 :デイの生活相談員の役割 アセスメント能力の向上と活用の具体例
実技分科会5 :基本技術 マンパワーが少なくても可能なアプローチ
実技分科会6 :職員のやる気を出させる10の方法
実技分科会7 :誤嚥リスクの軽減で快適に過ごしてもらうために
実技分科会8 :リハ職がいなくても効果が出せる 機能訓練・リハビリ技術(1)~心身機能~
実技分科会9 :地域で活躍する! 超高齢化社会に求められるフレイルトレーニング
実技分科会10 :リハ職がいなくても効果が出せる 機能訓練・リハビリ技術(1)~活動と参加~
運営セミナー1 :きちんと職員教育できていますか?
運営セミナー2 :ケアにかかわる時間を増やす!目指せ!真の生産性向上ICT・IOTの有効活用最前線!
運営セミナー3 :加速する労働人口の減少に備えよう!真の効果が出せる人材確保術
運営セミナー4 :デイに求められる「活動」と「参加」を意識した ICFの視点を活用したプログラムの最考
運営セミナー5 :カスハラ対応!利用者・家族トラブルを回避!管理者・リーダーが実践するべき対処法
運営セミナー6 :サービスの質と安定した稼働につながる!利用者の“声”の聞き方・生かし方
サンセットプレセミナー1:報酬改定後の課題共有でデイの収支改善
サンセットプレセミナー2:「お金をかけなきゃ採用できない…」は真っ赤な嘘 人材不足時代における採用力アップの取り組み
人材を呼び込む採用のヒント
サンセットプレセミナー3:職員の加算算定の「どうしようかな~」の迷いを吹っ飛ばす 自信を持って取り組む運営指導対策
特別講演1 :介護環境の変化とデイへの影響 生き残るデイになる為に
特別講演2 :デイの生き残り戦略 ~新総合事業、制度改定、報酬改定など~
シンポジウム1 :黒字デイはどう運営しているのか ・人材育成、確保 ・人気のあるプログラム ・利用者獲得 ・増収、増益
シンポジウム2 :今のままでいいの!? どうするこれからデイ運営
シンポジウム3 :デイの加算算定の工夫(職員の算定意欲向上/効率的算定のために)
情報交換会1 :事業所運営の工夫
情報交換会2 :ケアの工夫 身近なものを活用したADL・IADLケア
情報交換会3 :要支援の方への生活機能向上グループ活動加算 プログラムの実例
施設見学バスツアー
福山市内4つの人気のデイを見学します
一般演題発表 :全国各地の取り組み
※講師等プログラム詳細についてはパンフレットをご参照ください
■代表者の経歴(妹尾 弘幸)
1961年9月21日生まれ、東京都出身。
川崎リハビリテーション学院を卒業後、救急病院、県立病院などで理学療法士として勤務する傍ら、介護福祉士養成校などの非常勤講師を務める。
1998年に理学療法士勤務と共に有限会社QOLサービス(現、QOLサービス)を設立。
現在は、株式会社QOLサービスの代表取締役として「月刊デイ」をはじめとする書籍出版、各種養成講座や全国規模の研修会の開催、広島県福山市で約20指定の介護事業所を運営している。
■事業詳細
(1)書籍の出版、販売
(2)高齢者・身体障害者の介護に関する講演会・研究会の企画および運営
(3)介護職員養成研修講座の開催
(4)職員紹介事業の運営
(5)介護保険法に基づく、訪問看護・訪問介護・
定期巡回随時対応型訪問介護看護・訪問リハビリテーション・
通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護・
共生型小規模多機能型居宅介護・看護小規模多機能型居宅介護・
短期入所生活介護・認知症対応型共同生活介護・居宅介護支援事業の運営
(6)介護予防事業・介護予防給付事業の運営
(7)サービス付き高齢者住宅の運営
(8)賃貸住宅の運営
(9)企業主導型保育事業所の運営 等