三菱商事都市開発は、8月23日付で神奈川県川崎市川崎区東扇島に冷凍自動倉庫開発用地を取得しました。
三菱商事都市開発「東扇島冷凍自動倉庫開発」
■東扇島冷凍自動倉庫開発案件
所在地 神奈川県川崎市川崎区東扇島
物件種類 冷凍自動倉庫
敷地面積 5,000m2
延床面積(予定)※ 20,724m2
計画概要(予定) 1階:冷蔵倉庫(5℃)・事務室
2階:事務室
3階:冷凍自動倉庫(-25℃)
着工時期 2024年11月予定
竣工時期 2026年夏予定
※自動倉庫は吹き抜け構造で床がないため延床面積は仮想床での面積を記載しています。
三菱商事都市開発は、8月23日付で神奈川県川崎市川崎区東扇島に冷凍自動倉庫開発用地を取得。
工事着工は2024年11月、竣工は2026年夏を予定しています。
同社は、2013年よりMCUD LOGISTICSシリーズとして物流施設開発を行っていますが、冷凍自動倉庫の開発は今回が初めての取り組みとなり、霞ヶ関キャピタルとの協業。
■冷凍自動倉庫開発への参入で社会課題の解決に挑む
ネットスーパーの普及、共働きや高齢世帯の増加等の消費者動向の変化、消費期限延長ニーズ(ESG)、冷凍技術の発達により中食の割合が増加していることから冷凍冷蔵食品のニーズは年々拡大しています。
しかしながら新規冷凍冷蔵倉庫の供給不足や、既存倉庫の老朽化などの問題に加え、マイナス温度帯での過酷な環境により労働力の確保が困難となる等、コールドチェーンの維持は大きな社会課題となっています。
三菱商事都市開発は、こうした社会課題解決に貢献すると共に、今後増加が見込まれる老朽化による冷凍冷蔵倉庫の建替えニーズに応えるべく、長年培ってきた物流倉庫の開発ノウハウ、三菱商事グループのネットワークを最大限に活かし、自動ラック(パレット)を倉庫内全面に配置した冷凍自動倉庫の開発に着手します。
■冷凍自動倉庫の仕組み
■立地特性
本立地は、東京都心と横浜中心部の中間に位置するため二大消費地を広くカバー可能であり、集配性に優れた交通利便性を有する立地です。
また、東京港と横浜港の二大港湾に加え羽田空港へもアクセスしやすく、首都圏の主要な物流インフラを活用可能です。