ハイシマ工業と特定非営利活動法人PHIJPは、大規模の気密測定の考え方・体験などを通じて気密測定についてより理解していただき、建物の断熱性能の向上を目指す目的として「気密を学び・体験する in関西」を兵庫県神戸市にて2024年9月19日(木)に開催します。
ハイシマ工業/特定非営利活動法人PHIJP「気密を学び・体験する in関西」
■開催概要
開催日 :2024年9月19日(木)
会場 :JR垂水駅集合
兵庫県神戸市垂水区内の住宅1棟 (詳細は当日伝えられます)
移動手段:現地へは公共交通機関での移動お願いします。
(バスなど)
※交通費は参加費に含まれておりません。
概要 :第1部 講演
第2部 気密体験会
費用 :会員 15,000円(税込)
一般 20,000円(税込)
ハイシマ工業と特定非営利活動法人PHIJPは、大規模の気密測定の考え方・体験などを通じて気密測定についてより理解していただき、建物の断熱性能の向上を目指す目的として「気密を学び・体験する in関西」を兵庫県神戸市にて2024年9月19日(木)に開催。
■「気密を学び、体験しよう」開催背景
昨今、エネルギ―の需要が増大していますが、エネルギー価格高騰や気温上昇による起因が大きく、その状況を踏まえ世の中ではSDGsが唱えられています。
デザインもさることながら、省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会が求められる中で、国内外での建物や消費エネルギーに関する認証制度が増え、建物性能の明確化が進んでいます。
【日本の動向と海外の差】
日本においても建築物の気密(漏気)の問題が注目を集めています。
建物の構成の中で重要なポイントでは、主に欧米など認証団体に必要な大まかな構成要素として、断熱性能、窓・ドア等の性能、気密性能、熱交換換気性能、外部からの日射取得に対する性能です。
そして、この中でUA値(外皮平均熱貫流率)という言葉はよく聞くようになってきています。
こちらは、建物内部から外部へと逃げる熱量を示す指標で、断熱性能が高いほど逃げる量は減ります。
また同じように、似たような性質で気密(漏気)という見方があります。
快適性を左右する一番問題になる湿度は、高いところから低いところに流れるという性質で(図-1 参照)以下のようなデータもあります。
1インチ(約2.5センチ角)四方での穴でこれほど入ってしまうことは大変なことであり、これに風や空気の重さ自体で変化も増えることも考えられます。
このために、空調計画も最大限の容量を確保しなければならず、予算の増大が見込まれます。
また、計画の大幅な変更なども予想されるという事も考えられます。
このような考えは徐々に認識されるようになってきていますが、専門的なコンサルタントと計画打合せが必要になります。
これらの問題点は高断熱・高気密に建物が増えてきたことにより、物理的に理解が深まったことがあります。