デジサインは、コールセンター型オンライン接客システム「デジサイントークコネクトβ(ベータ)版」を2024年6年6月12日よりリリースし、北陸で薬局事業を展開しているハンズファーマシーへ無償にて提供します。
デジサイン「トークコネクトβ(ベータ)版」
デジサインは、コールセンター型オンライン接客システム「デジサイントークコネクトβ(ベータ)版」を2024年6年6月12日よりリリースし、北陸で薬局事業を展開しているハンズファーマシーへ無償にて提供!
同社とハンズファーマシー社は、2024年6年1月1日に発生した能登半島地震で壊滅的な被害を受けた輪島市の避難所にて「トークコネクトを活用したオンライン服薬指導サービスとお薬指導等」を実施しました。
デジサイントークコネクトは、公益財団法人石川県産業創出支援機構(以下、ISICO)の「令和4年度いしかわ次世代産業創造ファンド デジタル技術・システム研究開発加速支援事業」に採択され開発しました。
トークコネクトは、同社が提供しているデジタルサイネージプラットフォーム「デジサイン」にオプションとしてインストールし利用いただけるサービスで、デジタルサイネージの表示画面をタッチすることで、コールセンター側のオペレータとオンラインによるビデオ通話ができる機能です。
また、コールセンター側の仕組みは、ハンズファーマシー社の複数の薬剤師のパソコンで受信することができ、被災地に設置されたデジサインを通じてオンラインにて、患者様と薬剤師が対話することができます。
提携の背景コメント
能登半島地震後の現在も復興が進まない中で、ハンズファーマシー社は薬剤師を輪島市に配置できない状況が続いており、薬剤師による服薬指導などが実施できない状況でしたが、コロナ禍以降の令和4年10月より厚生労働省から「処方箋におけるオンライン服薬指導」において、薬機法施行規則の一部が改正されたことにより、オンライン服薬指導のサービスが可能となったことを背景に、震災後すぐに両社にて避難所でのオンライン服薬指導ができないかを議論してきました。
現在は、避難所の電力や通信などが復旧したことで、トークコネクトのサービスを利用した「オンライン服薬指導サービス」を開始できると判断し両社で協力し合い実施を進めてまいりました。
トークコネクトの特徴である「ワンタッチによる簡単操作でのオンライン通話」により、老若男女問わず誰でも手軽に服薬指導やお薬の相談などが避難所で受けることが可能となることで、被災者の健康面への安心につながると両社で考えています。
なお、オンライン服薬指導を実施する薬剤師は、富山県にあるハンズファーマシー社の薬剤師が実施することとなります。
<サービスの特徴>
◆デジサインの紹介
デジサインは、デジタルサイネージのクラウドサービスで、国内の公共施設、小売や飲食店の店舗、金融機関などで商品やサービスのプロモーションとして、また、オフィスや工場などでは従業員向けの情報共有ツール、ショールームの商品紹介などで、現在、国内に5万ライセンスを提供するまで成長してきました。
数千店舗という多店舗でも運用可能なシステムと、安価に設置可能な低価格モデルからマルチディスプレイやLEDビジョンなどへの配信などの4K高画質にも対応している幅広い製品ラインナップが大きな特徴となっています。
近年では、オプションサービスなども充実し、様々な業種におけるソリューションの提案を行っており、さらに利用ユーザ数が伸長しています。
◆デジサイントークコネクトの紹介
デジサイントークコネクトは、デジサインのオプションサービスで、令和6年6月12日よりβ版をリリースします。
このサービスは、コールセンターのように複数のオペレータがサイネージ端末側とオンラインで受付しビデオ通話によるコミュニケーションがおこなえるソリューションです。
この仕組みを使うことで、小売店舗でのオンラインによる接客やサポート受付、金融などでは、無人店舗によるオンラインを通じた金融専門家のアドバイス。
医療の世界では、今回のケースのようなオンラインによる医療やお薬指導などに利用できます。
<その他機能の紹介>
1. 電源管理による起動・終了の自動化
デジサインシステムは自動的に電源が入り起動され、デジタルサイネージのコンテンツが再生されます。
営業時間外の時刻になると自動的に終了し電源が切れます。
2. タッチメニュー設定
画面右側にあるワンタッチメニューは自由に設定ができ、コールセンターの接続先ごとにオペレータ担当を設定することが可能です。
3. サイネージ機能
デジタルサイネージのコンテンツ設定がおこなえます。
待機画面のサイネージコンテンツをスケジュール設定することができます。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。