コーチングプロジェクトは、日本の伝統文化「将棋」でビジネスセンスを磨く『将棋経営塾』を2024年5月にオンラインで開講、会員募集を始めました。
コーチングプロジェクト『将棋経営塾』
対象 : 経営者層、管理者層、個人事業主、
起業等を目指すビジネスパーソン
定例会開催日時: 第1・3水曜日20:00~22:00
その他 : イベント随時開催
参加費 : 月額9,800円(税込)/入会後3か月間は半額
参加方法 : オンライン(Zoom)
使用ツール : 81道場
https://81dojo.com/jp/
主催 : 将棋経営塾(松本 瑞夫、中司 晃貴)
お問い合わせ :
[email protected]
詳細 :
https://shogikeieijuku.com/
『将棋経営塾』とは
日本の伝統文化である将棋。
その歴史は古く、平安時代から続く遊びの1つと言われています。
2023年、前人未到のタイトル八冠獲得を達成した藤井 聡太氏の存在によって、将棋の認知度は上がっているように思われますが、実際に将棋を指す将棋人口は現在460万人程度と推計されています。
将棋の指し方を知らない方でも、将棋には学びの要素が多いということは想像がつくのではないでしょうか。
日本将棋連盟会長・永世七冠である羽生 善治先生と、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞された山中 伸弥先生が、2018年に共著で出版した書籍『人間の未来 AIの未来』(講談社)の中においても、将棋を通じて養われる「直感、読み、大局観」の重要性が語られています。
変化が激しく先の読めないVUCAな時代と言われる現代こそ、ビジネスシーンで安定した力を発揮するために、将棋を通じて培われる「将棋脳」が求められていると感じます。
そして、「将棋脳」がビジネスに活かされる可能性について、本経営塾の主催である2人の考えが合致し、2024年の4月に共同で立ち上げたのが『将棋経営塾』です。
『将棋経営塾』のコンセプトは「将棋とビジネスの融合」。
経営層や管理者層、個人事業主、起業等を目指すビジネスパーソンが「将棋脳」を磨くことで、その方々の組織やビジネスが、より成長すると確信しています。
◆「将棋脳」=将棋で磨かれる15のビジネス力
1. 統率力:駒の個性を適材適所で生かす 等
2. 論理的思考力:自分→相手→自分の三手思考で先を読む 等
3. 状況判断力:攻める、受ける、待つ(手渡し) 等
4. 決断力:限られた時間内に最善手を選択する 等
5. 想像力:未来の局面を何通りもイメージする 等
6. 創造力:定跡を組み合わせて新たな手を指す 等
7. 集中力:過去の局面にではなく「いま」に粘り強く向き合う 等
8. 解決志向:問題に固執せず望ましい状態に焦点を当てる 等
9. 適応力:序盤は駒組みと駒得 等
10. 投資感覚:大小の駒の損得を繰り返す中で正しい判断を行う 等
11. 専門性の発揮:得意な戦法に磨きをかける 等
12. 忍耐力:自ら指してしまった悪手に対して感情的になることを避ける 等
13. 対話力:互いの論理や主張を盤面でぶつけ合う 等
14. 礼儀作法:相手の指し手を待つ態度 等
15. 内省力:負けから学び、挫折を糧にする 等
『将棋経営塾』定例会の内容例
1. 将棋界トピックの共有
将棋界のニュースやトレンドなどを共有し、同じ将棋ファンとしての親睦を深めます。
2. ビジネスプレゼン
毎回1人のメンバーに焦点を当て、自社PR(想い、求めている案件、繋がりたい業種や協業パートナー、取り入れたい学びなど)を行ってもらい、メンバー同士の仕事への理解を深め、ビジネスの成長に繋げます。
3. 勉強会の開催
経営や組織開発に関するトレンドを取り上げ、全員で学ぶ機会を設けます。
視座の高いメンバー同士がディスカッションすることで、より大きな気づきを得ることを目的とします。
4. 会員同士での対局
時間制限を設けて対局し、感想戦や情報交換を行います。
将棋経営塾の醍醐味であり、勝っても負けても「将棋脳」(15のビジネス力)を鍛えることができます。
5. 総評
個別の対局のポイントについて振り返ります。
他のメンバー同士の対局の分岐点についても一緒に考えることによって、「将棋脳」をさらに磨くことができます。
6. 次の一手を考える
ビジネスの教訓にも繋がる「次の一手」を全員で考え、その教訓に関するビジネス課題について仲間同士で対話を行います。
解答や他社の事例、他者の意見などを聞くことによって、課題解決の能力の向上や、自社の課題を解決するヒントを得ることに繋げます。
7. 感想や気づきをシェアする
気づきをアウトプットすることによって、ビジネスに役立つ教訓や学びが脳に定着します。
また、他者の考えを聞くことによって、学びの幅を広げることもできます。