創功エンジニアリングは、F&Iクリエイトと共同開発し、保育施設の解錠自動化システム「MISIRU(ミシル)」のサービス改善を実施しました。
保育施設の解錠自動化システム「MISIRU」
https://inext-securityhouse.net/~soko/
開始日:2024年2月1日
※「MISIRU(ミシル)」のサービス改善は令和5年度「事業再構築」として実施。
保育施設の解錠自動化システム「MISIRU(ミシル)」は業界初の手間無し簡単登録システムの機能改善でさらに便利になりました。
MISIRUでは保育園側が保護者にシステム登録用の専用サイトを案内すれば、保護者がそれぞれのスマートフォンから自身で登録できます。
さらに、卒業年度の登録まで行うことで卒業時には自動的にユーザーとしての権限が失効されるため、園側の作業は承認のみという簡単登録システムで導入時の手間を可能な限り軽減。
この簡単登録システムは今までの顔認証デバイスの課題だった初期の導入準備の手間を大きく減らすことに繋がります。
「MISIRU」の特徴
1. 顔認証AIを活用した門扉解錠自動化システム
登園時の門扉解錠業務は通常、保護者の入園許可証をカメラ付き玄関子機等で確認しては解錠するという膨大な手作業でした。
MISIRUでは、顔認証AI搭載のリーダーと電気錠を連動することで、顔を登録した保護者への門扉解錠を自動化できるシステムになりました。
2. 顔認証リーダーと園内事務所モニターを連動
園務従事者にとって、誰が登園したのかは随時確認したいというニーズもあります。
MISIRUでは顔認証リーダーと事務所内の既存モニターを連動させることで、訪問者の顔と名前を随時チェックすることができる仕様になっています。
3. 補助金活用可能
MISIRUは幼稚園、幼稚園型認定こども園を対象とした、園務改善のためのICT化支援事業補助金(文部科学省)の対象事業です。
これにより、システム導入の一つのネックであった費用の軽減が可能です。
4. なりすましによる不審者の侵入を防止
一般的な入園証は簡単に偽造できる為、なりすまし等の危険がありました。
MISIRUでは登録された保護者の顔を認証して解錠する為、なりすましによる不審者の侵入は不可能となります。
また、保護者の氏名が記入された入園証を携帯する必要もないので、紛失して情報を悪用される心配もありません。
MISIRUの仕組み
1. 門扉認証カメラを中心とした連動システム
2. オプション追加により業務量をさらに軽減
MISIRUではオプションとしてクラウドPBXを活用することにより、門扉認証カメラ、サーバー、園内事務所モニター、手持ちのスマートフォンなど多様なデバイスと連動させることが可能となります。
これにより、さらに窓口業務を多角的にサポートできるシステムへとアップグレードが可能です。
例えば、スマートフォンとの連動により、来客時の門扉遠隔解錠、窓口のやりとりを職員の手持ちスマートフォンへ直接転送も可能に。