バイオジェン・ジャパン、オリィ研究所、一般社団法人オンラインボッチャ協会は、身体を動かすことが難しくとも、自宅や学校などの遠隔地から、リモートで参加することができるスポーツ大会「2024 バイオジェンカップリモートスポーツ大会」を2024年9月8日(日)に開催することを決定しました。
2024 バイオジェンカップリモートスポーツ大会
■決勝戦日程 :2024年9月8日(日)実施予定
■参加者向け練習会:2024年5月以降、下記日程で実施予定
第1回 5月16日(木) オンラインボッチャ
第2回 6月6日(木) OriHime風船割
第3回 6月27日(木) OriHimeサッカー
■予選会 :第1回 7月25日(木) オンラインボッチャ
第2回 8月29日(木) OriHime風船割
第3回 9月5日(木) OriHimeサッカー
■主催 :バイオジェン・ジャパン株式会社
■協力 :株式会社オリィ研究所
一般社団法人オンラインボッチャ協会
株式会社CAC Holdings
■参加チーム数 :予選リーグ 参加12チームを予定
※申し込み多数の場合は抽選となる場合があります
■参加対象 :(1)29歳以下でありスポーツをする上で困難がある人
(2)自身でもしくは介助者同伴の元、
デバイスの操作が可能な方
2024 バイオジェンカップリモートスポーツ大会は、様々な障がいを抱えながらもチームで協力しあい、作戦を練りながら熱戦を繰り広げることで「スポーツをすることの楽しさ」を知ってもらうことを趣旨とした大会となっています。
参加者は会場へ来る必要はなく、ご自宅や学校といった遠隔地からPCやタブレットなどのデバイスを使いリモートで参加。
9月8日(日)の決勝戦では、7月上旬~9月上旬の間に行われる予選会を勝ち抜いた各種目2チームずつ、総勢6チームがリモート上での熱戦を繰り広げる予定です。
なお、決勝戦の会場は株式会社CAC Holdings(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西森 良太)提供のCACボッチャコート(東京都中央区箱崎)にて開催予定。
また本番に向けて、5月より月に1回ほどリモート練習会も実施します。
<「2024 バイオジェンカップリモートスポーツ大会」の日程と詳細>
■参加者向け練習会 2024年5月上旬~6月下旬
参加を検討している対象者向けの練習会です。
本大会の種目である「OriHimeサッカー」「OriHime風船割」「オンラインボッチャ」の3種目をご自宅や学校といった遠隔地からリモートで体験いただき、ルールや競技内容を学びます。
この練習会での体験を経て、予選会へのエントリーと自身はどの種目でエントリーをするかを決めてもらいます。
練習会日程(開催日時/練習種目)
第1回 5月16日(木) オンラインボッチャ
第2回 6月6日(木) OriHime風船割
第3回 6月27日(木) OriHimeサッカー
■予選会 2024年7月上旬~9月上旬
練習会を経てエントリーを決めた選手達が、各種目最大4チームずつ(3人1組)に振分けられ、各種目ごとに9月8日(日)の決勝進出に向けた予選会を行います。
各種目ごとの予選を経て勝ち抜いた総勢6チームが、決勝戦へと進出します。
開催日程(開催日時/競技種目)
第1回 7月25日(木) オンラインボッチャ
第2回 8月29日(木) OriHime風船割
第3回 9月5日(木) OriHimeサッカー
■決勝戦「2024 バイオジェンカップリモートスポーツ大会」 2024年9月8日(日)
各種目ごとに予選会を勝ち抜いた総勢6チームによる決勝トーナメントです。
予選会を勝ち抜いた各種目2チームずつがリモート上で闘い、種目別の優勝チームを決めます。
それぞれが自宅や学校といった日本国内の異なる遠隔地からリモートで参加。
メンバーのうち1人は北海道から、一方もう1人は広島からなど、日本各地の異なる地域から熱戦が繰り広げられるところもリモートならではの見どころです。
<競技種目について>
種目は「OriHimeカートによるOriHimeサッカー」「OriHimeカートによる風船割」「オンラインボッチャ」の3種。
参加者は5月~開催される練習会で各種目を体験後、自らがエントリーする種目を選び、予選会に挑みます。
・OriHime(オリヒメ)とは
株式会社オリィ研究所が開発した遠隔操作型分身ロボット。
高さ約23cmの本体の中にはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、インターネットを通じ、PCやタブレットなどのデバイスを使用することで自宅や学校といった遠隔地からの操作が可能となる。
(1)OriHimeカートを使用した「OriHimeサッカー」
モーターで動くカートの上に本体を乗せた「OriHimeカート」を使用した競技。
OriHimeカートで体当たりをしながら場内にあるサッカーボールを押し進め、相手方のゴールコートにサッカーボールを入れた回数で勝敗を決める。
(2)OriHimeカートを使用した「OriHime風船割」
カート部分に針を装着した「OriHimeカート」で行う競技。
場内のいたるところに設置された風船にめがけて針を刺し、最終的にチームごとに割った風船の数で勝敗を決める。
(3)オンラインボッチャ
「オンラインボッチャ」とは、競技会場に設置されたボッチャマシン(従来のボッチャで用いられるランプと呼ばれる滑り台様の道具に遠隔操縦装置が付随されたもの)をインターネットを介して操作し、ボッチャ競技を行うものです。
会場へのアクセスが困難などの問題により、従来のボッチャには参加をすることができなかった重度身体障がいのお子様でも、自宅から競技に参加することが可能です。
選手は、マシン及び会場に設置された3つの俯瞰カメラをZoom越しに見ることで、会場の様子を把握することができます。
交代でオンラインボッチャマシンにログインをしながら、ボールのスピードや当たる角度を調整し、投球します。
オンラインボッチャマシンの操作は、全て手元のパソコンやタブレットからワンクリックで行うことができます。
また、肢体不自由であっても操作のしやすいコントローラーも開発。
これらを駆使することで、ゲームに参加をすることが可能となります。
競技ルールは従来のボッチャに準じており、本大会もボッチャ公式戦ルールの団体戦(1チーム3人制)で行われます。
2023年度までは本競技種目をメインとした「バイオジェンカップオンラインボッチャ全国大会」を2年連続で開催。
リモートながらも手に汗握る白熱した闘いが繰り広げられました。
【9月8日(日) 決勝戦 開催会場:CACボッチャコート】
本大会の決勝戦は株式会社CAC Holdingsが本社1階に所有するCACボッチャコートにて開催されます。
CACボッチャコートは同社がCSR事業の一環として、ボッチャ競技の普及活動を目指し2019年に設立されたコート。
材質はタラフレックス(スポーツ用床材)を使用しており、国際大会等で使用されるコートと同様の仕様で作られています。