スーパーフードと呼ばれるくるみは、植物由来のオメガ3脂肪酸をはじめとする身体に良い栄養を手軽に朝食に取り入れられる食材です。
新生活がスタートする4月におすすめする朝からおいしく栄養補給できるくるみを使った朝食レシピを、カリフォルニア くるみ協会の公式ウェブサイトで公開しています。
カリフォルニア くるみ協会「くるみを使った朝食レシピ」
「しっかりいい朝食の日」は、「し(4)っかりいい(11)朝食」と読む語呂合わせから、新学期のスタートや入園・入学、入社式など新しい生活が始まる忙しい4月に、いい朝食をとってもらうことを目的とした記念日です。
カリフォルニアの太陽を浴びて育ったくるみは、ナッツ類の中で唯一豊富に植物由来のオメガ3脂肪酸を含みます。
ポリフェノールなどの抗酸化物質や食物繊維、タンパク質、ビタミンなどの栄養がぎっしり詰まった食材です。
ひとつかみのくるみ(約30g)で、1日の摂取に十分なオメガ3脂肪酸(2.7g)を摂ることができます。
公式ウェブサイトでは、ふわふわスクランブルエッグにくるみの香ばしさがアクセントの「カリフォルニアくるみのスクランブルエッグベーグル」をはじめ、
くるみと豆の食感で満足感たっぷりの「くるみ、ミックスビーンズ、クレソンのサラダ」、
くるみとヨーグルト入りで腸内環境もサポートしてくれる「くるみ、ラズベリー、はちみつのベイクドオートミール」、
くるみとはちみつをのせるだけでおいしくヘルシーな「くるみとはちみつのギリシャヨーグルト」の4点を紹介しています。
新生活が始まった4月は、栄養たっぷりなくるみを使った朝食でヘルシーライフをスタートするのがおすすめです。
くるみには身体に必要な栄養素、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
くるみに豊富に含まれる植物由来のオメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸(ALA)は、身体の中では生成されない必須脂肪酸で、ナッツ類の中で唯一オメガ3脂肪酸を豊富に含みます※1。
脂肪と聞くと悪いイメージを持たれがちですが、α-リノレン酸(ALA)は身体に良い脂肪なので、積極的に摂ることがおすすめです。
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』(2020年版)では、オメガ3脂肪酸の摂取量の目標値を決めており、18~29歳の男子で1日あたり2g以上、女子で1.6g以上としています※2。
くるみひとつかみ(約30g)には2.7gのオメガ3脂肪酸が含まれます(米国農務省データ)。
くるみに含まれる植物由来のオメガ3脂肪酸が様々な健康効果の関連性が示唆されています。
The Journal of Nutritionに掲載された臨床試験で、くるみのようなオメガ3脂肪酸を豊富に含む食事を摂ることは抗炎症効果によって心疾患のリスクを低下させる可能性が示唆されました。
オメガ3脂肪酸は高コレステロールのC-反応性蛋白炎症マーカーを軽減する可能性が示されました。
Journal of the American College of Cardiologyに掲載された最近の研究によると、くるみなどの植物性食品に多いα-リノレン酸(ALA)や脂肪を多く含む魚などの海産物に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)といったオメガ3脂肪酸を豊富に含む食品を日常的に摂取すると、死亡リスクの低下を始めとする、心筋梗塞患者の予後の改善につながる可能性があることがわかりました。