業務用情報端末メーカーの「オーディーエス」は、画面中央にFeliCa Mクラス取得のNFCリーダー/ライターを搭載した業務用途向け10.1型Androidタブレット「TA2C-NF8」を2024年10月に発売します。
画面中央にFeliCa MクラスのNFCリーダー/ライターを搭載した10.1型Androidタブレット製品としては世界初です。
オーディーエス 10.1型Androidタブレット「TA2C-NF8」
近年、タッチによるキャッシュレス決済やマイナンバーカードの読み取り、入退室管理など、NFCの利用機会は増えています。
NFCは主にスマートフォンや専用端末に搭載され、PCやタブレットでは外付けのカードリーダーを接続して使用する場合がほとんどでした。
しかし、本機はNFC検定試験の中でも基準の厳しいFeliCa Mクラスに合格し、外付けカードリーダーが無くてもタブレットの大画面上でNFCを利用することが可能です。
汎用性の高いAndroidタブレットに搭載することで、大幅な改修をすることなく現在利用中のアプリケーションを使用できます。
例えば、飲食店のテーブルトップオーダーシステムと決済機能を組み合わせて、注文から決済までの一連の流れを本機だけで完結するなど、大幅な効率化を図れます。
同社タブレットが選ばれる理由でもある、お客様の運用に合わせたOSカスタマイズ対応(有償)やAC常時給電時のバッテリー劣化を防ぐ独自の「バッテリー保護モード」などカスタマイズ要望が多い機能はプリセットしています。
また、国内拠点でのサポート体制や使用環境に合わせた設定、アプリのインストールなどをおこなうキッティング作業、各店舗や拠点への配送などワンストップで対応し、利用者の負担を軽減します。
TA2C-NF8 主な仕様
●OS :Android 13(64ビット) GMS認証取得
●CPU :Media Tek MT6365
●液晶ディスプレイ:10.1型 WUXGA 1920×1200
●NFC :TypeA/TypeB/TypeF(FeliCa Mクラス)
●通信方式 :無線LAN 2×2 MIMO、Miracast対応
●カメラ :オートフォーカス500万画素(前面)
●本体寸法 :255×165×10.2 mm
活用シーン
NFCについて
NFCは、「Near field communication」の略称で、かざすだけで周辺機器との無線通信を可能にする技術です。
日本語では「近距離無線通信」と呼ばれます。
高いセキュリティ性が求められるTypeB規格は、マイナンバーカードや運転免許証、クレジットカードなど個人情報が多く含まれるカード類に利用されており、処理速度の速いTypeF規格(FeliCa)は、交通系ICカードや電子マネーなどに搭載されています。
TA2C-NF8は、TypeA/TypeB/TypeF(FeliCa Mクラス)対応NFCリーダー/ライターを搭載しており、あらゆるシーンのタッチデータ通信に活用可能、新たな価値を創造し、作業効率の向上や便利でスムーズな生活に貢献します。
※掲載写真はすべてイメージです。
※実際の商品とは異なる場合があります。
※画面はハメコミ合成です。
※記載されている内容、仕様等は予告なしに変更することがあります。
※最新情報および詳細情報はWeb上にて確認してください。
※本製品はFeliCaリーダライタRF性能検定に合格した製品です。
※FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。
※世界初について:同社調べ。2024年4月2日現在。FeliCa リーダライタRF性能検定Mクラス取得のNFCリーダー/ライターを画面中央に搭載した10.1型Androidタブレットとして。
※FeliCaリーダライタRF性能検定とは、FeliCa機器に共通の通信性能基準を設けて、製品間の互換性を保つためにソニー株式会社が実施している検定です。Mクラスは決済用端末の推奨クラスです。
[商標について]
ODSロゴはオーディーエス株式会社の登録商標です。
Androidは、Google LLCの商標または登録商標です。
FeliCaは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。
FeliCaマークは、フェリカネットワークス株式会社の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
本書ではRマーク、TMマークを省略し、各社の許諾のもと使用しています。