AIカメラを用いて入出庫・精算を管理!ETCマネジメントサービス 駐車場管理システム「ETC-AI」試作開発

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ETCマネジメントサービスは、2024年3月26日(火)、ETC技術とAIを融合させた新たな駐車場管理システム「ETC-AI」の試作開発を発表しました。

ETC-AIは、同社の駐車料金の自動精算が可能なETCパーキングのシステムにおいて、駐車場への車両の入出庫管理をAIカメラを用いて行う方式に改良したものです。

 

ETCマネジメントサービス 駐車場管理システム「ETC-AI」試作開発

 

 

ETCマネジメントサービスは、2024年3月26日(火)、ETC技術とAIを融合させた新たな駐車場管理システム「ETC-AI」の試作開発を行いました。

「ETC-AI」は、同社の駐車料金の自動精算が可能なETCパーキングのシステムにおいて、駐車場への車両の入出庫管理をAIカメラを用いて行う方式に改良したもので、以下の特徴があります。

 

ETCアンテナ台数及び導入費用の削減

 

現行のETCパーキングは、駐車区画2つに対して1台のETCアンテナを必要としましたが、ETC-AIでは、入出場口にETCアンテナを1台設置するのみで対応できるようになり、その分導入コストの大幅な削減が可能になりました。

 

ロックレス/ゲートレス

 

ETC-AIは、駐車場の利用者との間でトラブルになりやすい、ロック板やゲートを使いません。

AIカメラにより、入出庫する車両の情報がシステムに記録、保管されるため、不正対策も万全です。

 

ETC自動精算「Drive Node」に対応

 

同社が開発したETC技術を活用した駐車料金の自動精算サービス「Drive Node」にも対応しています。

ETC-AIパーキングの利用者は、2回目の利用から車両を入出庫するだけで自動で料金が支払えるようになります。

同社が昨年1月に開設した東京・小平のDrive Node駐車場では、わずか2つの区画にもかかわらず、30台以上が自動精算の登録を行い、全利用件数の約9割が、リピーターによる自動精算となっています。

自動精算の利便性が固定ファン/リピーターを醸成し、収益の安定化に寄与することが実証されました。

 

ETC-AIパーキング概要

 

ETC-AIパーキングとは、ETCとAIの“いいとこ取り”した新しい駐車場。

駐車場の管理効率を大幅に高めるとともに、駐車料金の自動精算サービス“Drive Node”で駐車場の固定ファン、リピーターを確保できます。

コストを最小化して、収益を最大化するのが、ETC-AIパーキングです!

 

入場時

 

1. 駐車場に入場時、ETCアンテナでETC車載器の番号を取得。

同時に、AIカメラでも入場車両を検知し、ETC車載器番号をAI画像にタグ付け。

2. ETC車載器番号をタグ付けした状態でETC-AIが車両を追尾。

3. ETC-AIがETC車載器番号をタグ付けした車両の車室への入庫を検知。

 

出場/精算時

 

1. スマホで二次元コードを読み取り、支払サイトへ入って、区画番号を入力。

2. 料金額が表示されるので、クレジットカード番号を入力して支払へ。

3. このとき「登録」しておくことで、2回目からはETC車載器番号で登録者を判別。

自動精算が利用可能になります。

 

同社は、ETC-AIパーキングのデモ・試験施設の建設を本年4月頃に行う予定です。

その後、同施設による開発が順調に進めば、本年夏頃を目途に試行サービスの運用を開始し、その成果を踏まえて、本年12月~来年1月頃に順次サービス展開できるよう進めて行く計画です。

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