サイアンスアカデミーは、慶應義塾大学名誉教授・元環境情報学部長 冨田勝教授の人気講座「みらい教養講座」を、2024年3月27日(水)から一般向けにオンラインライブ配信します。
高校生から社会人まで文系理系不問です。
サイアンスアカデミー「みらい教養講座」
URL:
https://tomita-mirai2024spring.peatix.com/
「個人のゲノム情報を調べて教育に活用する?」
「未来のAIの実力と人間の役割とは?」
そんな正解のない問題を、深く考え、議論し、自分の意見を主張するだけでなく、他人の意見にも耳を傾ける。
ものごとを多方面からとらえ、教養を深めていくための授業です。
延べ2万人の慶大生が履修した人気授業を、冨田教授の定年と名誉教授就任をきっかけに、一般向けにもオンラインライブ開講することになりました。
高校生から社会人まで文系理系不問です。
■「みらい教養講座」詳細
第1回 AIの実力と人間の役割 3月27日(水)20:00 - 21:30
AIを過小評価しても過大評価してもいけません。
そもそもChatGPTはAIと言えるのでしょうか。
人間にしか出来ないことは何か、人間としての価値はどこにあるのか。
米国大学で10年以上AI研究をしてきた冨田教授と一緒に考えます。
第2回 ゲノム情報と生命倫理 4月10日(水)20:00 - 21:30
ヒトの設計図であるゲノムを調べれば、その人の体質や性格、才能がある程度わかります。
子供のゲノム情報を教育方針に活用することは許容されるべきでしょうか。
医学博士でもある冨田教授と一緒に考えます。
第3回 これからのジェンダー論 4月24日(水)20:00 - 21:30
人間の性別は、男性か女性かの二択と思われていたのですが、性的マイノリティの割合が10%という調査結果があります(LGBT総合研究所)。
また生物科学的にも男と女を明確に定義することができない、ということをみんなで考えます。
■プロフィール
冨田勝(とみた まさる) 慶應義塾大学名誉教授・元環境情報学部長
慶應大学工学部卒業後渡米。
Carnegie Mellon University大学院でAIの研究に従事。
Ph.D(1985)取得。
CMUの助手、助教授、准教授歴任。
1990年に帰国し、慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)開設と、日本初のAO入試の導入に関わった。
また、2001年には山形県鶴岡市に慶應義塾大学先端生命科学研究所を開設し、22年間所長を務め、この間慶應鶴岡発ベンチャーを9社創業支援。
近著に「脱優等生のススメ」(早川書房)、「みんなで考えるAIとバイオテクノロジーの未来社会」(かんき出版)。
【冨田勝名誉教授のサイト】
https://sites.google.com/view/masaru-tomita