一般社団法人Space Medical Acceleratorは、宇宙旅行ビジネスに関心をお持ちの企業、宇宙での医学研究に関わるアカデミアの方などを対象とした「SPRING SYMPOSIUM 2024 ー宇宙旅行ビジネスと新たな医療ー」を2024年3月21日に東京都・日本橋のX-NIHONBASHI TOWERで行います。
SPRING SYMPOSIUM 2024 ー宇宙旅行ビジネスと新たな医療ー
タイトル:SPRING SYMPOSIUM 2024 ー宇宙旅行ビジネスと新たな医療ー
日時 :2024年3月21日(木曜日)16:00~19:00(15:30開場)
会場 :X-NIHONBASHI TOWER ※現地開催のみ
東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー7階
主催者 :一般社団法人Space Medical Accelerator
協賛 :Axiom Space、株式会社Dinow
後援 :松本大学大学院健康科学研究科
参加費 :パネルディスカッションまで参加:無料
ネットワーキング参加:1,000円
定員 :80名
<お申込み方法>
https://sma-symposium240321.peatix.com/
『SPRING SYMPOSIUM 2024 ー宇宙旅行ビジネスと新たな医療ー』は、Space Medical Acceleratorが定期開催する「医療分野における宇宙産業の発展をめざすシンポジウムイベント」です。
海外ではすでに民間人への宇宙旅行サービスが開始されており、やがては日本国内でも多くの方が宇宙飛行や滞在を行う時代が近づいています。
宇宙空間では、筋骨格系の低下や放射線被ばくなど身体に様々な影響が生じるため、旅行客の健康を守ることは最重要課題の1つです。
今後の宇宙飛行者には、高齢者やさまざまな疾患・ハンディを抱える方々も想定され、これらを考慮した事前検査や健康管理サポート、飛行中の対応および帰還後のフォロー、宇宙飛行における医学データの蓄積といった多くの取組みが必要で、それぞれに新たなサービスが生まれることが期待されています。
今回のイベントでは、民間人の宇宙飛行サービスで世界をリードする米国のAxiom Space、宇宙旅行で必要となる医療技術の開発に取り組む国内のベンチャー企業、宇宙医学研究者など多様なバックグラウンドを持つスピーカーとパネリストを迎え、現状や将来構想について講演およびパネルディスカッションを行っていただきます。
本格的な宇宙旅行サービスが開始される前に、国内でも医学的見地からの体制整備を行う必要があり、旅行事業社やヘルスケア企業、医療従事者などがそれぞれの立場から適切な医療サービス提供に向けて連携するための議論を行っていくことが求められます。
宇宙旅行ビジネスの現在位置と市場動向、そして想定される医療課題について広く理解を深め、近い将来に本市場で多くの日本企業が活躍し成長産業とするための議論をスタートする場を提供します。
プログラム
【第一部】16:00~18:00 トークセッション
16:00~ 冒頭挨拶・基調講演
後藤 正幸
(医師/一般社団法人Space Medical Accelerator 代表理事)
16:20~ 有識者講演(1)田口 優介 様
(Axiom Space アジア太平洋地域 営業担当)
16:40~ 有識者講演(2)高橋 健太 様
(株式会社Dinow CEO)※
17:00~ 有識者講演(3)河野 史倫 様
(松本大学大学院健康科学研究科 教授)
17:20~ 休憩
17:30~ パネルディスカッション―宇宙旅行ビジネスと医療について―
パネリスト
田口 優介 様(Axiom Space アジア太平洋地域 営業担当)
高橋 健太 様(株式会社Dinow CEO)※
河野 史倫 様(松本大学大学院健康科学研究科 教授)
モデレーター
黒松 俊吾(一般社団法人Space Medical Accelerator アドバイザー)
18:10~ Closing Remarks
福島 洋輝(一般社団法人Space Medical Accelerator 理事)
【第二部】18:20~19:00 懇親会/ネットワーキング(※有料)
18:20~ 懇親会/ネットワーキング(1,000円)
登壇者プロフィール
田口 優介
兵庫県出身。
4歳から10年間アメリカに在住。
日立ソリューションズでシステム開発やオセアニア地域における国際営業、Dellで中央省庁の営業、YSI/Nanotechで水質計・流速計の技術営業に従事。
有人宇宙システムでは宇宙飛行士・地上管制官の訓練インストラクターを担当し、JAXA出向中は金井 宣茂宇宙飛行士をはじめ、JAXA宇宙飛行士の訓練支援を担当。
2018年より宇宙ベンチャーへと身を転じ、Astroscale、Space BD、GITAI Japanを経た後、2022年11月よりAxiom Spaceにて、アジア太平洋地域の営業を担当。
ISIC JapanのDirector for Space、XPonential Technology PartnersのMentor for Spaceも兼任。
神戸大学大学院にて博士後期課程修了(天文学専攻)。
高橋 健太※
茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程3年。
学部4年から同大学の中村麻子教授の指導のもとで放射線生物学の研究に携わり、DNA損傷を自動で検出するデバイスの開発を中心に研究を行う。
2019年より中村教授と共同でDNA損傷評価技術の事業化に向けた活動を始め、2019年9月に株式会社リバネス主催のバイオテックグランプリにて吉野家賞ロート賞を受賞。
2020年3月にDinowを共同創業。
2022年S-Boosterで三井物産賞を受賞。
2018年および2021年に日本宇宙生物科学会優秀発表賞を受賞。
河野 史倫
博士(医学)(2010年大阪大学)。
2002年から大阪大学健康体育部・助手、2005年から大阪大学大学院医学系研究科・助教、2015年から松本大学大学院健康科学研究科・准教授、2021年からは同研究科・教授として、骨格筋研究に従事。
現在は、エピジェネティクス理論を個体差理解や創薬に応用する研究を進行中。
日本宇宙航空環境医学会・事務局長兼若手の会担当理事。
■注意点
1. 会場収容人数の関係により、お申込みいただいた方が定員を超えた場合には抽選とさせていただく場合があります。
可能な限り多くの方に参加いただくため、参加決定後にキャンセルされる場合にはどうかご連絡をいただけますようにお願いします。
2. 当日発表者が講演に用いるスライド資料などは、撮影禁止です。
撮影およびSNS転載などは固くお断りします。
※高は、正式には「はしごだか」