RSGは、日本トレンドリサーチと共同で、「不動産業界への就職」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開しました。
「不動産業界への就職」に関するアンケート
■不動産業界ってどう?就職して良かったことは?
「不動産業界」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?
実際に業務に携わったことがないと、分からないことも多いでしょう。
では実際に不動産業で働いたことがある方には、どのような「不動産業で働いて良かったこと」があるのでしょうか。
そこで今回は日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)と共同で、事前調査で「不動産業界で働いたことがある」と回答した全国の男女135名を対象に「不動産業界への就職」についてのアンケートをおこないました。
・株式会社RSG(https://rsg-c.jp/)
・「日本トレンドリサーチ」(https://trend-research.jp/21731/)
■「不動産業界への就職に関するアンケート」調査概要
調査期間 :2024年1月25日~1月29日
調査機関 :日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象 :事前調査で「不動産業界で働いたことがある」と回答した全国の男女
有効回答数:135サンプル
調査方法 :インターネット調査
<質問内容>
質問1:現在も不動産業界で働いていますか?
質問2:不動産業界を選んだ理由を教えてください。
質問3:不動産業界に就職して良かったと思ったことはありますか?
質問4:不動産業界に就職して良かった理由にもっとも近いものを1つだけ選んでください。
質問5:不動産業界に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由を教えてください。
質問6:現在は不動産業界から離れている方に質問です。
その後も不動産業界での経験や資格が役に立ったことはありますか?
質問7:どのような事で役立っているか、具体的に教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■不動産業界を選んだ理由とは?
まずは、現在も不動産業界で働いているか聞いてみました。
31.1%と3割以上の方が「現在も不動産業界で働いている」と回答しています。
不動産業界を選んだ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
●不動産業界を選んだ理由は?
・人々の生活に貢献したいから。
(50代・女性)
・稼げそうだから。
(60代・男性)
・土地、家屋の売買に興味があったから。
(50代・男性)
・親が大工だったので、家とか身近に感じた。
(40代・女性)
・世間からの需要がある業種だと思うので。
(50代・男性)
・歩合制の収入に惹かれて。
(60代・男性)
・以前から自分でも不動産投資に興味があったので勉強になるし、また売れればインセンティブが入るのでやりがいがある仕事だから。
(50代・男性)
「給料が良かった」「需要がある業種」などの理由が多く挙がっていました。
なかには「間取り図を見たり、内覧に行ったりするのが好きだったから」といった声もありました。
■65.9%が、不動産業界に就職して良かったと思ったことが「ある」
続いて、不動産業界に就職して良かったと思ったことはあるか聞いてみました。
65.9%の方が、不動産業界に就職して良かったと思ったことが「ある」と回答しています。
不動産業界に就職して良かった理由にもっとも近いものを、選択肢の中から1つだけ選んでもらいました。
「自己成長につながった」が21.3%と、もっとも多い結果となりました。
「その他」で挙がっていたのは「不動産の裏話や事情に詳しくなった」などでした。
さらに、不動産業界に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由を聞いてみました。
●「自己成長につながった」不動産業界に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由は?
・厳しい環境で自分が成長できたので、トークのスキルが上がった。
(50代・男性)
・不動産知識がついたことが大きい。
補助金申請や税金対策が勉強になった。
(60代・女性)
・プライベートにも活かせたから。
(50代・男性)
・「税務システム」「人間の購買欲」「年齢性別家族構成による不動産資産への考え方」をリアルに知れた。
バブル絶頂期を楽しみ味わえた。
(60代・男性)
●「給料や福利厚生が良かった」不動産業界に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由は?
・同級生の中で給料が一番良かった。
(70代・男性)
・スゴく給料が良かったため。
(30代・女性)
・給料がまあまあ良いので、仕事内容は大変でも納得できた。
(70代・男性)
・経済力をつけたかったから。
(60代・男性)
●「資格が取れた」不動産業界に就職して良かった理由として、それを選んだ具体的な理由は?
・宅建の資格を取って、その後の転職に役立った。
(60代・女性)
・自分には無理だと思っていた資格を取得することができ、自信がついたからです。
(40代・男性)
・年とってもつかえる資格だから。
(60代・女性)
・前職をリストラされた際に、手に職をもつことができる仕事を選ぼうと考えた。
(40代・男性)
■現在は不動産業界から離れている49.5%が「不動産業界での経験や資格が役に立ったことがある」
最後に「現在は不動産業界から離れている」と回答した方に、その後も不動産業界での経験や資格が役に立ったことはあるか聞いてみました。
49.5%と半数近くの方が「不動産業界での経験や資格が役に立ったことがある」と回答しています。
どのような事で役立っているか、具体的に聞いてみたので一部を紹介します。
●「不動産業界での経験や資格が役に立ったことがある」どのような事で役立っている?
・自分で家を買うときに知識が役立った。
(60代・男性)
・物件選びのポイントが分かるようになった。
(40代・女性)
・トークのスキルがあがったのでプレゼン、交渉に役立っている。
(50代・男性)
・友人や知人が不動産の購入などをする歳に相談を受けアドバイスができること。
(60代・女性)
・民法等々さまざま法律に詳しくなったこと。
(60代・男性)
・家を購入、売却する時に余計な経費を掛けずにすんだ。
(50代・男性)
・親の遺産を売却したり、自分でも不動産を買ったりするときに役に立った。
(50代・男性)
「自分や知人が家を買う際に知識が役立った」「さまざまな法律に詳しくなった」などが挙げられていました。
不動産業界で得た知識は、仕事だけではなく日常的にも役に立つ機会は多そうですね。
■まとめ
今回は、不動産業界で働いて良かったことに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
65.9%の方が、不動産業界に就職して「良かった」と回答しており、その理由としてもっとも多かったのが「自己成長につながったこと」でした。
さらに「現在は不動産業界から離れている」方の49.5%と半数近くの方が「不動産業界での経験や資格が役に立ったことがある」と回答しています。
不動産業界への転職に興味を持っている方は今回の調査結果も参考に、専用の転職エージェントのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。