東武鉄道は、最新の旅行者の意識とその実態を把握するため、10~60代以上の全国600名の方を対象とした旅行に関する意識調査を実施しました。
東武鉄道「旅行に関する意識調査」
<調査概要>
調査内容:旅行に関する意識調査
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023年12月22日(金)~25日(月)
・調査対象:コロナ禍前は例年、年1回以上旅行しており、
かつ自身を旅行好きと答えた、全国600名、
年代(10代/20代/30代/40代/50代/60代以上)均等割付
東武鉄道は、最新の旅行者の意識とその実態を把握するため、10~60代以上の全国600名の方を対象とした旅行に関する意識調査を実施しました。
6割を超える人が「2023年の冬の旅行意向(計画中、行きたい、行った)」を有していることがわかりました。
今回、コロナ禍が明けて初めて実施した本調査では、旅の移動手段は「電車」が第一位で、「移動や移動中の楽しさにお金をかけてもいい」が約7割、冬旅でやりたいことは「温泉」、「グルメ」、「冬景色鑑賞」という結果となりました。
また、Z世代では「旅行もタイパ(効率的な時間利用のこと)を重視している」が約6割という結果となりました。
このことから「冬旅への高い意向と、電車を賢く活用し移動自体を楽しみながら温泉やグルメ体験を希望する」という理想の冬旅の形と、今どきの旅行者像が明らかとなりました。
このような調査結果から、通常の座席に加え、個室、ソファ席など様々なタイプの座席がある新型特急「スペーシア X」による日光・鬼怒川の旅は、理想の冬旅や今どきの旅行者像のニーズを具体化する旅行の選択肢の一つにおすすめです!
実際に「スペーシア X」の乗車アンケートでは、9割以上が「また乗りたい」と回答する非常に高い評価も得ています。
また、日光・鬼怒川の旅をお得に楽しむWEBサイト「NIKKO MaaS」は、フリーパスに加え昨年9月から特急券もワンストップで購入できるようになり、さらに便利になりました。
1.【旅行意向】コロナ禍が明けて初の冬、冬の旅行意向は6割超え
2.【移動手段】旅行好きの人の移動手段の第一位は
マイカーではなく「電車」(62.3%)
3.【予算感覚】移動も“旅”!リッチに電車旅行を「楽しく」「快適に」「優雅に」
- 移動中の楽しさや快適さのためにお金をかけても「良い」(74.8%)
- 旅の交通手段も大事!新しい乗り物やカフェ・個室付き電車に興味有り。
- さらにZ世代は「旅行もタイパが大事」(61.0%)!
4.【旅の目的】冬の旅の目的とは?冬旅といえば、やっぱり温泉
- 冬旅で体験してみたいものランキングは、
第一位「温泉」(66.2%)、第二位「グルメ」(50.0%)、
第三位「冬景色鑑賞(雪景色、氷瀑、氷柱等)」(26.5%)
5.【参考情報】旅行好きの理想の冬旅を叶えるのは
「日光・鬼怒川」「スペーシア Xでの旅」
- 2024年冬旅で旅好きの要望を満たす要素がたくさん!
- 実際の乗車アンケートでも、「スペーシア X」は9割以上が「また乗りたい」
※注:回答結果はパーセント表示を行っており、小数点以下第2位を四捨五入して算出しています。
そのため、各回答の合計が100%にならない場合があります。
※注:本調査では10~20代の若年層を総称してZ世代として分析しています。
1.【旅行意向】コロナ禍が明けて初の冬、冬の旅行意向は6割超え
過半数を超える冬の旅行意向。
さらに2023年の旅は例年よりも「リッチ志向」!
2023年の物価高騰や経済環境の著しい変化は、旅行意識や傾向にどのような影響を与えているのでしょうか。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行後、初の冬季となる2023年、国内でも有数の旅行地である日光・鬼怒川への路線を運行する東武鉄道では、生活者の旅行意識と、2024年の旅行傾向を分析するため、全国600名の旅行好きの方に2023年の冬の旅行に関する意識調査を実施しました。
まず旅行意向をたずねたところ、一般的に冬は旅行の閑散期と考えられていますが、過半数を超える約6割の方が旅行意向を有するという結果となり、旅行自体にかける費用についても約3割の方が例年より予算を増やす予定と答えました。
このことから2023年の冬旅の傾向として、コロナ禍が明け、多くの旅行好きの方が冬の旅を計画していることや、久しぶりの旅行に例年以上に予算をかける外出型消費の強い高まりと、リッチな旅行をしたいといった傾向が明らかとなりました。
【図1:あなたは2023年の冬(12~2月)に、旅行に行く予定はありますか?】600名
【図2:その予算は、今までの平均的な旅行の予算よりも多いですか?】371名
*「行く予定がある」、「すでに行った」、「予定はないが、行きたいと思っている」方に質問
2.【移動手段】旅行好きの人の移動手段の第一位はマイカーではなく「電車」(62.3%)
旅行好きの人が選ぶ移動手段は第一位「電車(62.3%)」!
その理由は「移動が楽だから(61.0%)」、「時間通りに到着するから(47.3%)」
それでは、旅慣れた旅行好きの人たちは、どのように旅行に出かけているのでしょうか?観光地までの移動手段としてよく使っている交通手段をたずねたところ、第一位は「電車(62.3%)」という結果に(図3)。
電車を使う理由としては「移動が楽だから(61.0%)」、「時間通りに到着するから(47.3%)」となり、車の渋滞や到着遅れによる時間消費を避けながら、安心安全でスケジュールも立てやすいといった電車の魅力を最大限に活用している、賢い旅の工夫が想像されます(図4)。
【図3:あなたが国内観光において、観光地までの移動手段としてよく使っている交通手段を次のうちからすべてお選びください。
】600名
【図4:あなたが移動手段に電車を使う理由を次のうちからすべてお選びください。
】374名
3.【予算感覚】移動も“旅”!リッチに電車旅行を「楽しく」「快適に」「優雅に」
移動中の楽しさや快適さのためにお金をかけても「良い」(74.8%)。
旅行好きは、新しい乗り物やカフェ・個室付き電車に興味有り。
さらにZ世代は「旅行もタイパが大事」(61.0%)!
今回の調査では、高い旅行意向と旅行自体に予算をかける傾向が明らかとなり、電車の旅が高い支持を集めました。
では、具体的に旅行好きの人たちはどのような鉄道の旅とお金の使い方、楽しみ方を志向しているのでしょうか?
旅行の移動手段自体に対してどのように考えているかをたずねたところ「旅行の中で移動中の楽しさや快適さのためにお金をかけても良い(74.8%)」となるなど、宿泊施設や食事、体験アクティビティなどだけではなく、移動自体を旅行の一部と捉え、その移動を楽しむためにお金を使っても良いとする旅行者の予算感覚意向が明らかとなりました(図5)。
【図5:あなたは旅行の中で移動中の楽しさや快適さのためにお金をかけても良いと思いますか。】600名
旅行好きの人から支持を集めた移動手段の電車ですが、「カフェや個室がある電車があれば利用したい(46.2%)」や「電車で移動することが楽しい(51.3%)」、「話題の移動手段・乗り物があれば、採用したい(50.3%)」といった回答になりました(図6)。
このことから、旅の一部と捉えられている移動においても、お金を使ってリッチに個性的で優雅な電車に乗って旅行を楽しみたい、といった意識がみられました。
【図6:冬旅の移動手段について、5段階で教えてください。】600名
またZ世代(本調査においては10~20代)においては「旅行もタイパ(かけた時間の割に楽しめること)が大事だ(61.0%)」、「映える電車に乗りたい(インスタグラム等、SNS映えする電車)(45.5%)」となりました。
若年層の間では「タイパ消費」と称されるように、かけた時間と比較して、どれだけ効率的に物事を楽しめたかを価値基準とする消費スタイルが広がっています。
今回の調査においても、そのタイパといった価値観や考え方が「旅行」においても浸透してきている結果となりました。
また、SNSを通じて、観光先だけでなく移動中も情報発信やシェアを行うというSNSと旅の密接な関係が明らかとなりました。
これらの結果から、今どきの若者の旅行観として、タイパと称される旅の「移動時間自体を楽しむこと」も重視しながら、華やかでSNSでの発信も楽しめるような電車を希望する傾向が顕著に浮かび上がったと言えます(図7、8)。
【図7:冬旅の移動手段について、5段階で教えてください。
/旅行もタイパ(かけた時間の割に楽しめること)が大事だ/図6の世代別集計】Z世代(10-20代)200名、他400名
【図8:冬旅の移動手段について、5段階で教えてください。
/映える電車に乗りたい(インスタグラム等、SNS映えする電車)/図6の世代別集計】Z世代(10-20代)200名、他400名
4.【旅の目的】冬の旅の目的とは?冬旅といえば、やっぱり温泉
やっぱりみんな癒されたい?!
冬旅で体験してみたいことランキングは、第一位「温泉」(66.2%)、第二位「グルメ」(50.0%)、三位「冬景色鑑賞(雪景色、氷瀑、氷柱等)」(26.5%)
冬旅で体験したいものは、第一位「温泉」、第二位「グルメ」、第三位「冬景色鑑賞」となり、「神社・仏閣巡り」や「イルミネーション鑑賞」、「ウィンタースポーツ」などがそれに続きました。
今回の調査では「冬らしい温泉体験で癒されながら、グルメや、冬景色鑑賞、神社・仏閣巡りなどの観光、そしてアクティブにウィンタースポーツを希望する旅行者像」が浮かび上がりました(図9)。
【図9:冬旅で、体験してみたいことをいくつでも教えてください。】600名