日本ソフト開発は、同社が提供しているクラウド型遠隔監視制御サービス「SOFINET CLOUD(ソフィネットクラウド)」の統合管理マネジメントを目的とした、クラウド画像監視サービスの提供を開始しました。
本サービスは、京セラ株式会社製IoTデバイスKC4-C-100AとUSBカメラを活用したサービスです。
日本ソフト開発「SOFINET CLOUD×クラウド画像監視サービス(仮称)」
水環境インフラ施設をはじめとしたIoT分野において、設備の監視制御とカメラ監視の多くは、異なるシステムで構築、運用されてきました。
クラウド画像監視サービスは、同社が提供するIoTプラットフォーム「SOFINET CLOUD」上に可視化するサービスであり、監視と画像のクロスオーバー管理として、拡張性、柔軟性の高いトータルマネジメントサービスです。
静止画像の監視に限定しつつも、接点信号トリガーにより、事象前後の変化を的確に捉えることで、高品質かつ低コストなサービスを実現しました。
また今後は、APIによる画像解析など、他社システムと連携を図り、新たな価値創出とビジネス変革を加速させていきたいと考えています。
【京セラ製小型IoTデバイス:KC4-C-100Aの設置例】
KC4-C-100Aを防水プラボックスに収納 (ケース寸法:W160mm×H210mm×D100mm)
防水型赤外線USBカメラの設置状況
【SOFINET CLOUDとクラウド画像監視サービスのクロスオーバー管理の例】
施設のモニタリング画面【10分毎の定期画像と接点トリガーによる事象発生前後の画像画面】
【施策・成果】
・ライフサイクルコスト(初期コスト、運用コスト)を抑制し、監視とカメラの統合管理を実現。
・KC4-C-100Aとクラウド基盤間はセキュアなLTE閉域網を利用し、東西二重化による堅牢で可用性の高いクラウド基盤で稼働。
・メール・音声通報により、関係者において迅速な対応と共有に寄与。
・異常発生時はGoogleマップ上に当該施設を点滅表示させ、視認性の向上に寄与。
・警報履歴データの統計分析による可視化へ展開。
・KC4-C-100AおよびLTE回線のアライブチェック機能による安全な運用を提供。
※アライブチェック機能とは、システムの機器類やネットワークなどが正常に動いているかどうかを、継続してチェックすること。