三菱商事都市開発と、香港を拠点とする投資グループ「Phoenix Property Investors」は、初の共同事業として2023年12月1日、3件の物流施設開発に着手しました。
三菱商事都市開発×「Phoenix Property Investors」共同事業
「(仮称)MCUD・ZIPひょうご東条」「(仮称)MCUD・ZIP大阪平野」「(仮称)MCUD・ZIP静岡掛川」
本事業は、三菱商事都市開発が手掛ける物流施設「MCUD LOGISTICS」とPhoenixが手掛ける「ZIP」シリーズによる初の共同事業として、関西圏2棟、中部圏1棟の総延床面積約27,000坪の物流施設開発が行われます。
案件の組成から開発を三菱商事都市開発が中心となり推進し、開発後はPhoenixが運用を行います。
三菱商事都市開発とPhoenixは、テナントや投資家のニーズに沿った優良な不動産を収益不動産市場に提供すべく、開発事業を行っていきます。
MCUD LOGISTICSシリーズについて
青色と赤色の2色で表現したブランドシンボルマークは、人間の身体の隅々に血液を送り届ける動脈と静脈の血管をイメージしており、物流が社会に価値を送り届ける経済のインフラ事業として、重要な責務を担っていることを表現しています。
ZIPシリーズについて
ZIPには梱包する、迅速に動く、郵便番号(ZIP Code)という意味があります。
いつなんどきも運送物を大切に正確に素早く送り届けることを名前とロゴに込めています。
物流施設「(仮称)MCUD・ZIP」開発計画概要
物件名/案件名:(仮称)MCUD・ZIPひょうご東条
所在地(地番) :兵庫県加東市南山6丁目6-8
着工(予定) :2023年12月
竣工(予定) :2024年秋
延床面積(予定):18,287m2/5,531坪
物件名/案件名:(仮称)MCUD・ZIP大阪平野
所在地(地番) :大阪府大阪市平野区加美南3丁目59番他
着工(予定) :2023年12月
竣工(予定) :2025年春
延床面積(予定):19,714m2/5,963坪
物件名/案件名:(仮称)MCUD・ZIP静岡掛川
所在地(地番) :静岡県掛川市長谷字小出ヶ谷1319-51他
着工(予定) :2023年12月(準備工事含む)
竣工(予定) :2025年秋
延床面積(予定):52,410m2/15,854坪
(仮称)MCUD・ZIPひょうご東条
所在地(地番):兵庫県加東市南山6丁目6-8
交通 :中国自動車道「ひょうご東条IC」約0.5km
敷地面積 :17,820m2/5,390坪
延床面積 :18,287m2/5,531坪(予定)
構造規模 :鉄骨造地上2階建
設計・施工 :青木あすなろ建設株式会社
竣工時期 :2024年秋(予定)
「(仮称)MCUD・ZIPひょうご東条」は、中国自動車道ひょうご東条IC至近のひょうご東条インターパーク内にあり、 24時間稼働・多頻度配送などに対応可能な事業運営がし易い環境に立地します。
また、中国自動車道、舞鶴若狭自動車道、山陽自動車道、六甲北有料道路等、複数の高速道路ネットワークによる姫路・中国方面、神戸・大阪方面への都市間輸送(神戸市中心部へ約40分、大阪市中心部へは約50分)に加え、播磨や神戸周辺への県道・国道を利用した地域配送も可能です。
(仮称)MCUD・ZIP大阪平野
所在地(地番):大阪府大阪市平野区加美南3丁目59番他
交通 :近畿自動車道「八尾IC」約2.0km
JRおおさか東線「新加美駅」約1.0km
敷地面積 :10,192m2/3,083坪
延床面積 :19,714m2/5,963坪(予定)
構造規模 :鉄骨造地上4階建
設計・施工 :西松建設株式会社
竣工時期 :2025年春(予定)
「(仮称)MCUD・ZIP大阪平野」は、大阪市内陸に位置し、近畿自動車道「八尾IC」まで約2.0kmと近畿圏広域の交通利便性に優れ、関西圏の最大消費地である大阪都心区への近接性・配送利便性の高い立地です。
また、JR百済貨物ターミナル駅から約4.5kmとモーダルシフトの観点からも優位性があります。
更に最寄り駅であるJR関西本線「加美駅」、JRおおさか東線「新加美駅」の2駅から徒歩圏にあり、周辺人口も多く雇用確保の面でも恵まれた環境に所在しています。
(仮称)MCUD・ZIP静岡掛川
所在地(地番):静岡県掛川市長谷字小出ヶ谷1319-51他
交通 :東名高速道路「掛川IC」約3.0km
JR東海道本線「掛川駅」約2.3km
敷地面積 :24,210m2/7,323坪
延床面積 :52,410m2/15,854坪(予定)
構造規模 :鉄筋コンクリート造+鉄骨造地上4階建
設計・施工 :鈴与建設株式会社
竣工時期 :2025年秋(予定)
「(仮称)MCUD・ZIP静岡掛川」は、JR東海道本線「掛川」駅から約2.3km、東名高速道路「掛川」ICから約3kmに位置し、主要幹線道路である国道1号へのアクセス性にも優れた物流拠点ニーズの高いエリアです。
また、首都圏・関西圏ともに約200~300km圏内と広域配送に対応可能なことに加え、トラックドライバーの2024年問題への解決策の一つとして、両都市圏から約8時間で往復可能な中継用物流拠点としても利用可能です。