一般社団法人日本音楽能力検定協会は、日本全国の楽器奏者、音楽関係者を対象とした『音楽能力検定』の提供を2022年10月1日に開始。
約1年で受検者が“3万人”を突破しました。
日本音楽能力検定協会『音楽能力検定』
昨今まで日本には明確な音楽の基準が設けられていませんでした。
そのため日本に存在する音楽レッスンは玉石混淆で、きちんと音楽を学んだプロの方の素晴らしいレッスンもたくさんある一方で、特に何の実績もないアマチュアの方がレッスン教室を開き、自身の考えに偏ったレッスンを行っていることも現実です。
もちろんお金を払う生徒の方が納得して通っている場合だけでなく、そうでないレッスン教室も散見されるようです。
レッスン教室だけでなく音楽でプロを目指す方、あるいは趣味として楽しむ方にとっても、自身の実力や理解度がどの程度なのかを知るための基準がありませんでした。
音楽検定では初級者~プロレベルまでを5段階に分け、受検者の実力を審査します。
科目はボーカル、ギター、ベース、ピアノ、ドラム、楽譜読み書き、ヴァイオリン、トランペット、ウクレレなど多岐にわたり、全国の楽器奏者、レッスン講師、バンドマン、学校の音楽教員やお子さんにも多く受検されています。
全科目オンライン受検可能
従来の英語検定や漢字検定は指定の日時に指定の会場で行われていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響や時代の変化もあり、音楽検定は全てオンラインで受検できます。
<筆記試験>
希望の日時にメールにて問題用紙・解答用紙を送付。
制限時間内に記入済みの解答用紙を返信することで受験可能です。
<実技試験>
筆記試験合格から1週間以内に、自身で撮影した演奏動画をメールにて送付。
音程、リズム、表現力など様々な角度から審査されるため、タイプの違う2曲を選んで演奏ください。
全科目1~5級
1級(プロの中でも群を抜く実力) ※超絶技巧と言えるレベルの演奏ができる
2級(プロ) ※難易度の高い曲を余裕を持って表現力豊かに演奏できる
3級(上級者) ※難易度の高い曲を演奏できる
4級(中級者) ※比較的難易度の高い曲を演奏できる
5級(初級者) ※簡単な曲を演奏できる
受験の流れ
HP申し込みフォームから希望の科目・級・日時を申し込み後、検定料を振込。
振込確認後に受検番号を発行し、試験当日に問題用紙・解答用紙がPDFにて送られます。
筆記試験合格通知とともに実技試験の案内が送付されるので、1週間以内に演奏動画を送付すると、数日以内に合否の発表が行われます。
*HPから申し込み(科目・級・日時)
*検定料振込
*受検番号発行
*筆記試験
*実技試験
*合否発表
検定概要
サービス名: 音楽検定
提供開始日: 2022年10月1日
料金: 3,300円(5級)、4,400円(4級)、5,500円(3級)、6,600円(2級)、1級(7,700円) ※税込み
申込方法 : ホームページお申し込みフォームより
日本音楽能力検定協会が提供している『音楽能力検定』の紹介でした。