日本ライフラインは、日本国内で独占販売権を有しているHaemonetics社(米国)製の大腿静脈用止血デバイス「VASCADE MVP(TM)(バスケード・エムブイピー)」が2023年10月1日に保険適用となったことを発表しました。
日本ライフライン「VASCADE MVP(TM)(バスケード・エムブイピー)」保険適用
「VASCADE MVP(TM)」は心房細動のアブレーション手術等の後に、穿刺部の止血を行うために用いられる医療機器です。
本商品は、カテーテルを用いたコラーゲンプラグを穿刺部の組織路に運び、体内吸収性のコラーゲンが組織液や血液を吸収して膨張、凝固することで早期の止血を促します。
日本ライフラインの代表取締役社長 鈴木 啓介は以下のように述べています。
「『VASCADE MVP(TM)』の導入によって、アブレーション後の患者様の早期離床に繋がるとともに、病院スタッフの業務負荷が軽減されることを期待しています。
昨今、医師の働き方改革の取り組みが進む中で、本デバイスは全国の医療現場に広く普及していくポテンシャルがあるのではないかと思います。」
日本ライフラインは、術後の止血時間の短縮化が期待できる本商品の普及を通じて、患者様及び医療従事者双方のベネフィットを拡大していけるよう努めてまいります。
関連プレスリリース:
2023年6月28日付「大腿静脈用止血デバイスの独占販売契約の締結に関するお知らせ」
https://pdf.irpocket.com/C7575/KSWQ/pWN3/UBwN.pdf