Dog salon Star seaが運営するWEBメディア「ドッグフードベストわんっ！」は120種類以上のドッグフードを実際に購入。
「安全性・栄養成分・味や匂い・価格など」をすべて比較した上で、本当におすすめできるドッグフードを比較調査し、2023年10月3日(火)に公開しました。
ドッグフードベストわんっ！ドッグフード比較調査
調査のきっかけ
ドッグフードを調査するようになったきっかけは代表(山本)の愛犬の高齢化です。
8歳の時に里親で家族になった代表の愛犬も10歳を超え、歯が悪いこともあり、もともと細かった食がさらに細くなってしまいました。
ドッグフードを嫌々食べる愛犬の姿を見て、(愛犬の寿命を延ばしてくれるような高品質のドッグフードってどれなんだろう？)(残り少ない犬生、毎食美味しいと思えるようなご飯を食べさせてあげたい…)などと考えるようになり、「犬の管理栄養士」や「ペットフードアドバイザー」の資格を取得しました。
資格取得で得た知識をもって様々なドッグフードを調べても、味や匂い、愛犬の食いつきなどは実際に買ってみないと分かりません。
そこでDog salon Star seaはドッグフードをすべて購入・検証し、一つ一つのドッグフードのレポートを掲載する「ドッグフードベストわんっ！」というサイトを作りました。
そしてついに愛犬に自信をもって与えられるドッグフードも見つけることができました。
愛犬はもう14歳ですが、毎日美味しそうにご飯を完食し、元気いっぱいです！
そんな経験や得た知識をもとに様々な犬におすすめできるドッグフードを紹介しています。
ドッグフードの評価基準
おすすめドッグフードのランキングは以下の項目を基準として評価しました。
調査基準
(1) 食いつきがいい
検証するために購入したドッグフードは高品質なものに限り「動物保護団体フェアリーハウス」さんに寄付しています。
そして寄付したドッグフードの中でも保護犬の食いつきが良かったドッグフードの情報を聞き取り調査することで食いつきの良さに関するデータを集めました。
もちろん代表の愛犬の食いつきも選考基準の一つです。
代表には愛犬が2匹いますが、2匹供とても偏食でドッグフードの食いつきが悪いので愛犬が喜んで食べたドッグフードは高評価としました。
(2) 口コミが良い
代表がいいと感じたドッグフードがすべての犬に合うとは限りません。
たくさんの愛犬家による口コミは重要な情報の1つになってきます。
各ドッグフードの口コミを通販サイト・SNSなどから100件以上集め、良い口コミも悪い口コミも集計してまとめました。
やはり安価で質の悪いドッグフードは下痢をした、涙やけが悪化したなどの悪い口コミが多い傾向にあると感じました。
多くの愛犬家に評価されるドッグフードは試す価値があると考えました。
(3) 人間が食べた評価
いくら内容が良くても、実際に食べる犬がどう感じるかは分かりません。
そこで、実際に購入したドッグフードをすべてDog salon Star seaのメンバー全員で食べて評価しました。
犬と人間の味覚は違うと言いますが、正直な話犬も人間が美味しいと思う食事を好みます。
もちろん人間好みの味付けは犬には毒ですが、ドッグフードでも人間が美味しいと感じたものの方が愛犬の食いつきも圧倒的に良いと感じました。
実際にドッグフードを食べてみると、粒が硬くて噛みにくかったり、酸化が進んでいてかなり酸っぱかったりするドッグフードもありました。
その中でも人間の味覚でも旨味を感じ、硬さや大きさにも問題がないものを高評価としました。
(4) 原材料・栄養バランス
日本はヨーロッパなどのペット先進国に比べ、ドッグフードの基準も甘めです。
安価なドッグフードの中には「肉類」など原材料が曖昧な表記だったり、犬の健康を害する恐れのある添加物が入っているものもあります。
さらに安価な市販のドッグフードは、肉食に近い雑食の犬にとって消化が得意ではない穀物が主原料なものがほとんどです。
今回は
・主原料が良質な肉・魚か
・ヒューマングレード(人間が食べれる)の食材を使用しているか
・食材の情報が詳細に公開されているか
・健康のためのケア成分も配合されているか
・総合栄養食に準ずるものか
などをチェックしました。
栄養バランスに関しては犬種や体型、年齢などで最適とされる数値が異なるので、体型や年齢、犬種別でそれぞれおすすめできるドッグフードは異なります。
それぞれにおすすめできるドッグフードのランキングも作成しました。
(5) 安全性の高さ
2022年08月04日にクラウドワークスで愛犬家200人に「ドッグフードを購入する上で一番重要視する部分はどこか？」というアンケートをとった結果、37％の人が安全性と回答しました。
愛犬に与える毎日与えるご飯、健康を害するものでないか気になりますよね。
[1] 製造会社、製造方法などが記載されているか？
[2] 危険な合成添加物など体に害を及ぼす可能性があるものが入っていないか？
[3] 「ミール」「副産物を含まない」「遺伝子組み換えでない」など、お肉や穀類の詳細が記載されているか？
[4] HACCPやAAFCO、FDEIAFなどのドッグフードに関する基準をクリアしているか？
などの項目をチェックしました。
人間が口にすることを躊躇しないくらい、安心して与えられると判断したものを上位としました。
■犬種や年齢、悩みに合ったドッグフードのランキングを作成
上記の基準で、心からおすすめできるドッグフードのランキングを作成しました。
おすすめドッグフードランキング25選
https://starsea.jp/dogfood-best-one/
ですが、犬は犬種ごとに体質が異なるためおすすめできるドッグフードも変化します。
また、年齢や体質によって必要なカロリーも異なりますし、犬ごとに悩みも異なります。
Dog salon Star seaでもドッグフードの相談を受けていく中で、それぞれの犬に様々な悩みがあると分かりました。
そこで「犬種・年齢・悩み」ごとにおすすめできるドッグフードのランキングを作成しました。
【悩み別ドッグフードランキング】
https://starsea.jp/dogfood-best-one/by-trouble/
【犬種別ドッグフードランキング】
https://starsea.jp/dogfood-best-one/dog-type/
たくさんの犬が毎日美味しいと思えるご飯を食べれて、大好きな飼い主とできるだけ長く生きていけるようなドッグフードと出会えるといいなと常に願っています。
【執筆者 山本 星海】
山本 星海
トリマー歴10年。
JKC公認トリマー養成機関で2年間学び、大阪の有名トリミングサロンで修業。
2018年に「Dog salon Star sea」を開業。
トリミングサロンを経営しながら犬の管理栄養士・ペットフードアドバイザーの資格を取り犬についての知識を深める。
愛犬はトイプードル2匹。
＜保有資格＞
・国際ペットビジネス協会「ペット販売士」
・国際ペットビジネス協会「小動物看護士」
・ジャパンケネルクラブ(JKC)「トリマーB級」
・ジャパンケネルクラブ(JKC)「ハンドラーC級」
・ジャパンケネルクラブ(JKC)「訓練士補」
・日本愛玩動物協会「二級愛玩動物飼育管理士」
・動物取扱責任者
・犬の管理栄養士
・ペットフードアドバイザー1級
