松澤製作所は、装置業界および関連企業のコストダウンに貢献できる製品として、「Universal-MARUMONO-Parts」を発表しました。
松澤製作所「Universal-MARUMONO-Parts」
製品開発の背景
現在の市場環境下において、仕入れ価格の上昇や固定費の増加などにより、多くの企業が価格上昇に直面しています。
このような価格上昇が当たり前の時代において、コストダウンを通じてお客様と装置業界への貢献を果たせないかと考え、Universal-MARUMONO-Partsが開発されました。
なぜ、丸モノ製品(旋盤加工品)の標準化なのか
Universal-MARUMONO-Partsは、装置に頻繁に使用される円筒形状の丸モノ部品を標準化した製品です。
松澤製作所は40年以上にわたり丸モノの製造に携わっており、現在は小口受注の丸モノ製品に特化した事業を展開しています。
これまで蓄積した小口丸モノ技術と生産ノウハウを活かし、丸モノの標準仕様を設計しました。
これにより、これまで困難だった1社からの1製品、1個の注文におけるコストダウン(当社比30~40%削減)を実現することが可能となりました。
他社との差別化
これまでの標準品は、決められた形状やサイズの中から、自社に合った製品を選び購入するスタイルでしたが、Universal-MARUMONO-Partsでは、決められた範囲の中なら自由にサイズを設定して購入できる新たなスタイルを提供します。
これにより、今まで欲しいサイズに少し合わずに、新たに図面を作成しなければならなかった問題を解消し、設計の負担を軽減できます。
また、Universal-MARUMONO-Partsの標準形状からわずかに異なる形状の製品を提供することも可能です。
これは従来の標準品では実現できなかった特長です。
提供開始日
2023年10月19日(木)より提供開始します。
また、10月19日(木)~21日(土)に開催される諏訪圏工業メッセ2023に出展します。
場所:岡谷市民総合体育館 西体育館 ブースNo.32
諏訪圏工業メッセ2023会期中に、Universal-MARUMONO-Partsについてのプレゼンテーションも実施します。
報道関係者の方の見学や取材が可能となっています。
事前のお申し込みは不要です。
日時:10月20日(金)10:00~11:00
場所:テクノプラザ岡谷 IT支援室(2F)