シーガルインは、海の厄介者であるガンガゼウニの殻を活用したフジツボやカキの付着を防ぐ天然素材の船底忌避剤「船底バリア」を4キロ缶・2キロ缶用にリニューアルし、2023年10月1日(日)に発売します。
シーガルイン「船底バリア」
商品名 : 船底バリア
発売日 : 2023年10月1日(日)
価格 : 4キロ缶用 5,500円(税込)
2キロ缶用 2,750円(税込)
素材 : ガンガゼウニ
販売場所: 株式会社シーガルイン
URL : https://www.hito-iki.com
船底バリア詳細: https://www.gangazeuni.com
販売ページ : https://www.hito-iki.com
開発背景
船底忌避剤である「船底バリア」は、通常は廃棄物となっているガンガゼウニの殻を原料に使用しており、環境に配慮された画期的な商品です。
「船艇バリア」の普及は、磯焼けの原因のひとつであるガンガゼウニの駆除だけでなく、海洋塗料に求められる微生物の付着低減機能に加え、環境に配慮した(廃棄物0)効果が期待できます。
一方で原料の確保は、ガンガゼウニ駆除活動に頼っており、安定的確保が難しいことが課題となっています。
解決策として例えば、原料としての需要だけでなく、ウニの身の食品としての価値を高めることで、島民の生活を安定させる収益源となることがわかれば、島民によるガンガゼウニの殻の回収が進むと考えられます。
船底の忌避剤としての販売、身の加工販売、磯焼けの防止の成功モデルとして、宣伝・アピールし、壱岐市ではじめた本事業の取組を、全国に普及させたいという想いから開発に至りました。
また、世界的にガンガゼウニの食害がおきているので、海外も視野に入れて活動していきます。
商品の特徴
加水分解型の船底塗料に混ぜるだけの優れもので、天然素材のため海にはノーダメージで使用ができます。
通常、先ず初めに船底を掃除する際に付着したカキやフジツボを除去することに大変な時間と労力を費やします。
しかし「船底バリア」を船底塗料に混ぜて塗ると、清掃の度にカキ、フジツボ等がほとんど付着しない状態を維持したまま、楽に塗料の塗り替えをすることが可能です。
「船底バリア」を多くの海の愛好者の皆様に使用していただくことで、海の磯焼けの減少にもつながります。