ピー・エス・ディーは、最近急増している太陽光発電施設からの銅製ケーブルの窃盗事件を防止する為、安価で効果的な盗難防止システムを2023年9月21日から販売開始します。
ピー・エス・ディー「メッシュセンサーによる侵入通報システム」
発売日 : 2023年9月21日
販売価格: 設置工事費込み5年リース月6,400円(税込)
別途通信費 月3,300円(税込)
機器構成: 複数のセンサー・カメラ、通信機器
※防犯上の理由により機器詳細は非公開(施主様には公開)
販売店 : 全国に販売代理店を募集中
製品URL : https://www.solar.psd.jp
開発の背景コメント
PSD社は2003年創業で防犯カメラ機器の製造販売を行っています。
最近、資源価格高騰の影響で太陽光発電施設に多用されている太い銅製ケーブルを狙った窃盗事件が相次いでおり、当社の複数のお客様からも相談が寄せられています。
一度被害に遭うと部材だけの被害ではなく復旧工事にかかる費用、発電できない期間の売電損失など合計で数千万円もの損害となる場合があり、今まで以上の効果的な対策を早急に実施して欲しいとの強い要望がありました。
そこで当社の20年以上に及ぶ様々な防犯ノウハウを用いて、今回メッシュ状にセンサーを配置する盗難防止システムを開発しました。
このシステムは、太陽光発電施設内の様々な場所に侵入警戒センサーをメッシュ状に設置し、施設内に侵入する窃盗団がどうやっても避けられないセンサー網を形成し、侵入を早期に検知してネットワーク回線を通じて管理者様に自動通報するシステムです。
従来型の敷地の四辺を覆うように設置するビーム型センサーは、設置費用が高額な上、その存在が非常に分かり易く、ビームの無い金網を切断して侵入したり、電源を切断してセンサーを作動させなくしてから侵入するなどプロの窃盗団には比較的弱い対策となっていました。
そこで、「メッシュセンサーによる侵入通報システム」ではセンサーを敷地内にランダムに設置することで、侵入時にセンサーを回避できない仕組みとしました。
また、各センサーと通信機器にバッテリーを内蔵し犯人がメイン電源を落としても、個別の機器は通報を継続できる仕組みとしました。
通常時は電源により常に満充電の状態を維持し、万が一侵入者がメイン電源や既存の通信回線等を切断した場合でもそれぞれのセンサーと専用の通信機器が個別に独立してバッテリー稼働するので、メイン電源を切られた後も侵入者を連続検知して次々に管理者に通報を行います。
その為、管理者様は確実に侵入初期の時点で気づく事ができ、被害に遭う前にリアルタイムの映像を確認しながら警察への通報を行い、スピーカー機能により音声で犯人を撃退する事が可能となります。
設置コストも設置工事費込みで5年リース月額6,400円(税込)と非常に安価なので小規模な発電施設でも導入が可能で、メガソーラーなど大規模な施設には複数のセットを配置することでスケール対応も可能なシステムとなっています。
「メッシュセンサーによる侵入通報システム」の特長
1. 複数のセンサーで回避不能
複数のセンサーを敷地内の様々な場所にメッシュ状に配置することで、犯人が複数方向からのセンサーを避けて敷地内に侵入することができない為、確実に侵入者を検知します。
2. 電源を切ることができない
個別の機器がバッテリーを内蔵しており、メインの電源を切断されたとしてもバッテリーで稼働する為、それぞれのセンサーが個別に連続的に侵入通報を行います。
これにより管理者様は侵入の初期段階で検知が可能となり、被害に遭う前に効果的な対応を取ることが可能となります。
3. 撃退が可能
通知を受け取った管理者様はリアルタイムの映像を確認した上で警察に通報し、スピーカー機能により音声で侵入者に警告し犯行を阻止することができます。
被害が発生する前に積極的に対応を取る事で被害を未然に防げる点が本システムの最大の利点となります。