有事に「レスキューホテル」として避難所等の役割も!デベロップ「HOTEL R9 The Yard 薩摩川内」

投稿日:

デベロップは、鹿児島県薩摩川内市にコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 薩摩川内」を2023年10月6日(金)に開業します。

当ホテルの開業により「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは67店舗、「R9 HOTELS GROUP」としては76店舗となります。

また開業に先立ち、2023年10月2日(月)にレスキューホテルの出動に係る災害協定を鹿児島県薩摩川内市と締結、翌日10月3日(火)には薩摩川内市および報道関係者に向けた施設見学会を開催します。

 

デベロップ「HOTEL R9 The Yard 薩摩川内」

 

 

施設名        : HOTEL R9 The Yard 薩摩川内

(ホテルアールナイン ザ ヤード サツマセンダイ)

施設場所       : 鹿児島県薩摩川内市宮里町665-1

オープン日      : 2023年10月6日(金)

予約受付開始日    : 2023年9月29日(金)15:00

アクセス       : 【お車】

南九州西回り自動車道「薩摩川内高江IC」より車で2分

【電車】

JR九州新幹線・鹿児島本線・

肥薩おれんじ鉄道「川内駅」西口よりタクシーで8分

駐車場        : 普通車/軽自動車35台(無料)

敷地面積       : 2,506m2(758坪)

客室数        : 34室

客室構成       : ダブルルーム30室/ツインルーム4室

<ダブルルーム>

定員:2名 広さ:13m2

1名 6,200円/泊~ 2名 8,700円/泊~

<ツインルーム>

定員:2名 広さ:13m2

1名 6,200円/泊~ 2名 9,700円/泊~

ホームページ     : https://hotel-r9.jp/hotels/satsumasendai/

 

客室(ダブルルーム)

客室(ユニットバス)

 

ホテル開業の背景および鹿児島県薩摩川内市との災害協定締結の経緯

鹿児島県内で5店舗目の出店となる「HOTEL R9 The Yard 薩摩川内」が所在する鹿児島県薩摩川内市は、陸・海・空の交通網が交差する物流拠点として発展した地域です。

当ホテルは、南九州西回り自動車道「薩摩川内高江IC」が至近であり、JR九州・肥薩おれんじ鉄道「川内駅」からもお越しいただけます。

ホテル周辺には企業が集積し、薩摩川内港へは車で約15分とビジネス利用に便利な立地です。

また、海水浴や釣りなどのレジャーが楽しめる海岸や、昔ながらの温泉地など市内の人気観光地にも近く、休日には観光の拠点としてもご活用いただけることを想定しています。

当ホテルシリーズは、有事の際には「レスキューホテル」として避難所等の役割を担うホテルです。

平時は宿泊施設として機能し、災害時には薩摩川内市の防災拠点として活用できる点にご関心をお寄せいただき、今回の災害協定締結に至りました。

デベロップは、協定締結を機に、周辺の出水市や伊佐市で運営中のホテルをはじめとする県内の他拠点と連携を図り、地域防災の強化を目指します。

レスキューホテル出動の様子

 

災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を

 

デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。

建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。

13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備えており、シンプルながら高い快適性を実現。

多くのお客様の好評を得て、全国67店舗2,266室(開業準備中店舗含む)を展開しています。

また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。

尚「動くホテル」「レスキューホテル」との語および、それらの関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしています。

ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ブランドページ: https://hotel-r9.jp/brands/theyard/

レスキューホテル ウェブサイト: https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel

 

東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯

 

2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。

被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。

動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。

その後、更なる移設性を高めるべく1台1客室型に改良、2018年12月「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。

全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。

 

レスキューホテル出動実績

 

2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。

その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。

空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。

2021年12月に栃木県へ新型コロナウイルス第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。

さらに2月より、千葉県と東京都の臨時医療施設の付帯施設として計21室が利用されました。

レスキューホテルは、1台1客室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えています。

■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。

■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~

レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。

災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体のBCP(事業継続計画)に寄与し、持続可能な開発目標の達成に貢献します。

Copyright© Dtimes , 2024 All Rights Reserved.