国産間伐材を原料にした和紙の糸を使った布製品の企画・販売を行うMt.Blueの自社ブランド「MOKU-NUNO」
9月1日~3日に開催するGOOD LIFE フェア 2023に出展します。
Mt.Blue「GOOD LIFE フェア 2023」
《GOOD LIFE フェア2023 概要》
開催場所 : 東京ビッグサイト(東2・3ホール)
開催期間 : 2023年9月1日~3日
ブース情報: SDGsマーケット(番号2J-08)
出展者 : Mt.Blue(マウントブルー)
https://exhibitor.goodlife-fair.jp/exhibitors/detail/1105?fbclid=IwAR1yPCwkdtvsgSj0pRsBKuCOoToGyiBK0TBQ7fAscJimnaA7IeQQsPe0mmE
Z世代ではSDGsへの関心が高まっており、その軸で就職先を選ぶという学生が増えています。
2023年春に卒業予定の学生を対象とした調査によると、SDGsに積極的に取り組んでいることが、その企業への志望度に「影響する」と回答した学生は、「とても影響する(志望度が上がる)」「やや影響する」を合わせて40%に上ります。
また、SDGsを知っていると答えた学生は89.1%と2020年卒者(52.9%)から36.4%増加、3年間で認知度が大きく上昇しました。
(資料1)
また、SDGsの17の目標のうち、自身の関心が高いものは「質の高い教育をみんなに」(37.8%)が最多となるなど、SDGsアクションプランの“People 人間”や“Prosperity 繁栄”に関する課題に高い関心を寄せています。
一方で、“Planet 地球”に関する「つかう責任つくる責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」にも、それぞれ3.5~5人に1人が高い関心を示しています。
(資料1)
資料1:キャリタス就活2023(就活生の企業選びとSDGsに関する調査2022年8月)
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/sdgsshukatsu_202208.pdf
【「海・陸の豊かさをまもろう」にも注力】
SDGsへの認知が高まる中で、SDGsに取り組むことが企業のメリットとして捉えられるようになってきました。
また、政府によるSDGsに関する全国アンケートでは、回答自治体数1,464のうち、17のゴールの中で、今後は注力していきたいと考えている課題として最も多かったのは、目標14(海の豊かさを守ろう)36.2%(530自治体)でした。
また、今後も引き続き注力したいと思っている課題では、目標15(陸の豊かさも守ろう)が64.4%(943自治体)と2番目に多い結果でした。
(資料2)
日本は国土の7割が森林ですが、国産木材の利用が進まず林業が衰退し、森の整備も進まないため、森林が荒廃しています。
森林は、CO2の吸収などの地球環境保全機能だけでなく、生物多様性の保全、快適環境の形成など多面的な機能を持ち、SDGsの達成に深く関係しています。
資料2:令和4年度SDGsに関する全国アンケート調査結果
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kankyo/kaigi/pdf/00_R4_kekka.pdf
木から作った布「MOKU-NUNO」
合同会社Mt.Blueでは、和紙の糸(木糸)を織り込んで作る布(木布)を使ったオリジナルブランド「MOKU-NUNO」製品を「GOOD LIFE フェア2023」に出展します。
木糸とは、針葉樹から作る和紙を加工して作った糸で100%天然素材です。
抗菌性が高く、木の香りからリラックス効果を得られます。
放置され捨てられることが多い間伐材を使うので林業にも貢献します。
生分解性繊維で土に還るので、人と地球にやさしいサスティナブルな素材として期待されています。
GOOD LIFE フェア 2023では、タオルケット、アートTシャツ、ランチョンマット、タペストリー、ハンカチ、クッションカバー、マスクなど オリジナルブランド「MOKU-NUNO」の製品を展示します。
新製品「MOKU-NUNOタオルケット」は、米国のクラウドファンディングサイトkickstarterにて予約販売を募ったところ、世界15ヵ国以上の方々から予約注文がありました。
森の元気がみんなのグッドライフへ
森林は、その多面的機能の発揮を通じて国民生活に様々な恩恵をもたらす「緑の社会資本」と言われています。
森は海の恋人とも言われますが、「陸の豊かさを守ろう」だけでなく、地方創生や健康増進など、様々なSDGsに貢献します。
健全な森林を育てるために、間伐に加えて、「伐って、使って、植える」という資源の循環利用を進めることが有効です。
(資料3)
代表の青山は「森を元気にして生態系を豊かにすることで、人々が健康的で持続可能な生活をおくることができます。
一人一人が日用品に木を取り入れることで、個人でも森のサイクルを回し、自然環境の回復に貢献することができます。
MOKU-NUNO製品を通じて、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動を応援するとともに、心身ともに豊かな“今からグッドライフ”で未来につなげたい」と話しています。
資料3:森林について(林野庁)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/genjo_kadai/attach/pdf/index-3.pdf