凛桜堂と八丈ビューホテルは、東京都八丈島にて2023年7月20日(木)よりEVカーシェアリング事業を開始。
日産自動車ならびに日産自動車販売の協力のもと、EV軽自動車日産サクラ5台を環境に優しい移動手段として八丈ビューホテル駐車場に配置。
宿泊客や観光客、島民の方が、環境に優しい移動手段として利用できるカーシェアリング事業です。
凛桜堂×八丈ビューホテル「EVカーシェアリング事業」
八丈島の美しい自然環境や景観は、町民や八丈島を訪れた人の心と体を癒すだけでなく、自然エネルギーとして無限の恩恵をもたらす可能性が秘められ、自然環境の保護と活用や、環境負荷の低減は、暮らしの豊かさを育むものとして八丈町は「クリーンアイランドを目指す町」として推進しています。
しかしながら訪れる観光客がそれらを感じ得れるものがまだ乏しい現状にあります。
さらにはコロナや社会的背景から離島であるが故に本土以上に空前の人手不足、そして各種原材料や燃料コストが高騰する中、タクシー事業者の多くは廃業し、レンタカーの台数不足により観光客に対しての二次交通の提供が喫緊の課題となっています。
凛桜堂と八丈ビューホテルは町の推進するクリーンアイランド構想へ共感し、EVカーを用いたカーシェアリング事業をスタートしました。
今回のカーシェアリング事業では、日産自動車ならびに日産自動車販売の協力のもと、EV軽自動車日産サクラ5台を活用。
100％電気で動き、走行中の排出ガスがゼロという、まさに環境に優しい移動手段として八丈ビューホテル駐車場に配置することで、宿泊客や観光客、島民の方が利用できるカーシェアリングです。
シェアリングは15分からできるので、気軽に利用できます。
また、災害時にはEVに蓄電した電力を地域の準避難所に指定されている八丈ビューホテルへ放電させて活用できる事業にもなっています。
さらには需給電力のデマンドデータを管理運用することで、満充電完了でなくとも小残量の充電量さえあれば利用時間のニーズに合わせて短時間での利用を可能にしており、利便性の高いシェアリングを実現。
まさに最先端のシェアリングシステムを構築した、東京諸島初の取組みとなる実証事業です。
八丈ビューホテル株式会社が充電設備を、凛桜堂株式会社がEV車両を、株式会社REXEVがシステムプラットフォームを提供。
その他、多くの八丈島の関連企業が協力しEVシェアリング事業の実現に至りました。
参加企業は東京都が掲げる「ゼロエミッション東京戦略」への貢献に向けて取り組みを進めています。
