米TIME誌が発表した「最も影響力のある企業100社」に、B Corp認証を取得し、レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)における世界的リーダーとして知られるIntrepid Travel(以下 Intrepid)が選定されました。
TIME誌「最も影響力のある企業100社」
Intrepidはツアーや観光体験を提供する旅行業者として今回のリストで唯一、選定された企業であり、DisneyやApple、Patagonia等、著名なイノベーター企業や業界の有力企業と並んでランク入りを果たしました。
TIME誌はIntrepidについて、次のように評しています。
「人々が環境と社会の両面においてよりレスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)を望むようになり-(中略)-B Corp認証を得たツアービジネスが活況を呈し、昨年、航空機を利用しない『フライトフリー・プログラム』(さらに先住民主導の100本以上のツアー)を立ち上げて以降、過去最高の予約日数を記録している。
グローバルな旅行会社として初めて、科学的根拠に基づき、客観的に検証された二酸化炭素排出量の削減目標を定めたカーボンニュートラル企業となった」
今回の選定について、Intrepid Travelの最高経営責任者(CEO)、James Thorntonは次のように述べています。
「今回の栄誉は旅行の持つ可能性を証明するものであり、世界を探検することは、さまざまなことを考えさせてくれたり信じられないような楽しい経験が得られたりするだけでなく、私たちの住む世界を変革し、よりレジリエントな地域社会を創造する力をもたらすことができることを明確に示すものだと言えます」
Thorntonはさらに付け加えて、次のように述べています。
「これによって、小グループによる地域主導のアドベンチャーという当社のツアースタイルが、もはや『ニッチ』なものではなくなり、当社の提唱する旅行こそが旅行業界の未来を形成するために役立つものだということが証明されました。
旅行業界としては、今後一層、レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)のあり方をサポートし、業界が一体となって影響力や発言力を行使することによって、世界をもっと良くするために役立つ大きな違いを生み出していけると考えています」
TIME誌はリストの作成にあたり、世界各地の記者や特派員による独自のネットワークと外部の専門家から推薦を受けた後、TIME誌の編集者が各社を影響力、革新性、先進性、成果を始めとする主要項目による評価を行いました。
最終的に選定された多様な100社は、今後、世界が前進していくために重要な道筋を描いてくれるグループです。
Intrepid Travelについて
Intrepid Travelは30年以上にわたってレスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)で世界をけん引しています。
旅行の喜びを通じてポジティブな変化を創造することをミッションに掲げて1,150本以上のツアーを運営しており、いずれも真の地元文化を体験できるよう企画されています。
世界26カ国のツアー運営会社を結ぶ独自のネットワークを通じ、Intrepidは現地に関するユニークな専門知識や切り口を有しています。
Intrepidは旅行業界の透明性や倫理性へのコミットメントで世界的に評価されており、2018年にはB Corp認証を取得した世界最大の旅行会社となりました。
また、旅行会社として初めて、Science Based Targets Initiative(SBTi)を通じて、科学に基づいた短期的な気候目標を設定し、独自の非営利組織The Intrepid Foundationを通じて135以上のパートナーのために1,300万ドル以上の資金を提供してきました。