即戦力となる部活動指導員を養成!学校運動部活動指導士養成(資格認定)第4回講習会

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公益財団法人日本スポーツクラブ協会は、学校運動部活動の地域移行を円滑にサポートするために即戦力となる部活動指導員の養成を目的とした「学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会」を2022年より開始!

 

学校運動部活動指導士養成(資格認定)第4回講習会

 

 

公益財団法人日本スポーツクラブ協会は、学校運動部活動の地域移行を円滑にサポートするために即戦力となる部活動指導員の養成を目的とした「学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会」を2022年より開始!

2023年7月21日(金)~23日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターにて第4回講習会を開催。

今回の講習会では、1日目午後にスポーツ庁の担当者を招き、部活動の地域移行について最新情報を提供します。

背景

 

部活動指導員制度が法制化され、平成30年3月に「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が策定されました。

これを受けて、令和5年度から学校運動部活動の学校から地域への移行に向けたモデル事業が日本全国各地で始まっています。

学校の働き方改革などを踏まえて、令和4(2022)年12月部活動の地域移行に向け、スポーツ庁と文化庁は「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を策定し、令和5年度から令和7年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付け、地域連携・地域移行に取組みつつ、地域の実情に応じて可能な限り早期に実現することを明言しています。

この改革推進期間に地域連携・地域移行に取り組める新たな部活動指導者の育成が喫緊となっています。本講習会では、学校現場が求める即戦力となる運動部活動指導者の育成を図ることを目指しています。

 

学習カリキュラム

 

学校運動部活動は学校施設を使っての実技指導となるため、スポーツ・運動の技術指導に加え学校教育法の知識、教員・保護者との連携、児童・生徒の発育・発達など広範囲な実践的知識が求められます。

カリキュラムは、学校教育法、運動部活動のマネジメント、児童・生徒の理解、アンガーコントロール等の理論編と運動学習理論、体力トレーニング、スポーツ指導法、コーディネーショントレーニング等のスポーツ科学領域の演習編を用意しています。

受講生は、集合対面式の講義・演習とオンデマンドの講義を受講します。

理論編は、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」について配信を利用したオンデマンド形式で受講します。演習編は、集合型対面式の講義と実技を組み合わせて実施します。

 

指導者資格認定

 

理論編および演習編を受講するには、部活動指導員に必須である総合的なガイドラインの知識について配信講義後にオンラインテスト(CBT)に合格することが求められます。

学校運動部活動指導士養成講習会の受講者は、講習会後にオンラインテスト(CBT)の実施と課題レポートを提出します。試験合格者には「学校運動部活動指導士A級」の資格が付与されます。

※公益財団法人日本スポーツクラブ協会認定資格です。

なお、資格取得者には、体罰やハラスメント根絶を厳守する「ハラスメント防止宣言」が義務付けられます。

 

カリキュラムと講師

 

<2023年7月21日(金)>

講義科目:中学生年代の体力トレーニング法

担当者 :杉田 正明

所属  :日本体育大学

講義科目:チームビルディング:個性を育むチームづくりとリーダーシップ

担当者 :芳地 泰幸

所属  :日本女子体育大学

講義科目:運動学習理論(段階的指導法)

担当者 :岡出 美則

所属  :日本体育大学

講義科目:コーディネーショントレーニングの理論と実践

担当者 :東根 明人

所属  :コーチングバリュー協会

講義科目:部活動改革と地域スポーツ(地域スポーツNOW!)

担当者 :奥田 敬

所属  :スポーツ庁

<2023年7月22日(土)>

講義科目:スポーツ指導法(初心者・初級者指導のコツ)

担当者 :細越 淳二

所属  :国士舘大学

講義科目:部活動指導員の職務と部活動の組織運営

担当者 :日比野 幹生

所属  :日本体育大学

講義科目:生活を豊かにする部活動指導の倫理・理念と指導者の役割

担当者 :友添 秀則

所属  :日本学校体育研究連合会

講義科目:コーチングの心理学(モチベーション)

担当者 :岩崎 由純

所属  :トレーナーズスクエア株式会社

講義科目:安全確保と成長期におけるケガ等の救急処置

担当者 :野田 哲由

所属  :了徳寺大学

<2023年7月23日(日)>

講義科目:部活動の組織運営とステークホルダーマネジメント

担当者 :桑田 健秀

所属  :ピボットフット

講義科目:カウンセリングマインド/アンガーコントロール

担当者 :倉盛 美穂子

所属  :日本女子体育大学

講義科目:部活動の継続とドロップアウト(スポーツの社会化)

担当者 :山口 泰雄

所属  :日本スポーツクラブ協会 常務理事

講義科目:中学生年代における性差とスポーツ指導法

担当者 :門屋 悠香

所属  :順天堂大学

講義科目:学校スポーツ施設・設備・用具の安全管理

担当者 :瀬戸口 祐剛

所属  :セノー株式会社

<配信>

講義科目:部活動指導員が知っておくべき運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(2018年)のポイント

担当者 :岡出 美則

所属  :日本体育大学

講義科目:学校運動部活動の歴史と将来

担当者 :友添 秀則

所属  :日本学校体育研究連合会

講義科目:中学生年代に必要なスポーツ栄養学

担当者 :長島 未央子

所属  :株式会社KAGO食スポーツ

講義科目:学校と運動部活動

担当者 :菅原 淳一

所属  :おおたスポーツコミッション

※時間割等は諸事情によって変更する可能性があります。

 

 

受講料

 

受講料 20,000円

※スポーツ振興くじの助成を受けて実施されます

 

資格取得費用

 

資格取得費用 11,000円

(内訳 2カ年分認定料 6,600円 審査料 2,200円 認定料 2,200円)

 

受講要件

 

児童・生徒のスポーツ・運動部指導に興味・関心・経験等のある満20歳以上の方

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