明治学院大学国際学部付属研究所では2023年7月11日(火)、21日(金)に春学期公開セミナーを開催。
テーマは「多文化主義とデモクラシー」です。
共同生活のあり方などの観点から排除された多様性の大切さ、手間をかけた理解・議論の再発見を目指すセミナーです。
明治学院大学国際学部付属研究所「多文化主義とデモクラシー―隠された記憶を掘り起こす―」
開催日時：2023年7月11日(火)・7月21日(金)17:00～18:30
開催方法：会場参加かオンライン参加が選べるハイブリッド開催
・会場：明治学院大学横浜キャンパス9号館 1階 911教室
・オンライン：Zoom Webinar
参加費：無料
申込み方法
・会場での参加：申込み不要です。直接来場ください。会場定員は100名です
・オンライン参加：事前申込みが必要です
明治学院大学国際学部付属研究所では2023年7月11日(火)、21日(金)に春学期公開セミナーを開催します。
テーマは「多文化主義とデモクラシー」です。
多文化主義とは、個々人の生活の多様性を大切に考える立場です。
これはよいことのように思えますが、共同生活のあり方についてしっかり話し合うこと、すなわち、デモクラシーの観点からは問題もあります。
それは、個々人の生活の多様性が増すほどに、共同生活のあり方についても意見が多様化し、そのためにみんなで話し合う手間が増えることです。
このセミナーでは、話し合う手間は大変ですが、必要なことだと考え、そのことを理解するために、話し合う手間をかけずに共同生活のあり方を決めることが、どのような排除を生み出してしまうのかを明らかにします。
そして、話し合う手間の必要性を再発見することを目的にセミナーが行われます。
本セミナーでは、議論の基盤となる「戦後」に注目し、2名の講師による講座を実施。
第1回は慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師の山崎哲氏が登壇し、中国残留孤児の継続する「戦後」について講義を行います。
また、第2回は明治学院大学国際平和研究所助手の土井智義氏が登壇。
米国統治期「琉球列島」の入管制度から「戦後日本」という枠組みについて考えるセミナーとなります。
セミナーは、会場での開催に加えてオンラインでも配信。
どこからでも受講可能で誰でも受講することができます。
第1回 2023年7月11日(火)
講師：山崎 哲(慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師)
テーマ：中国残留孤児の継続する「戦後」
第2回 2023年7月21日(金)
講師：土井 智義(明治学院大学国際平和研究所助手)
テーマ：「戦後日本」という枠組みを問う：米国統治期「琉球列島」の入管制度から
司会：浪岡 新太郎(明治学院大学国際学部付属研究所所長、明治学院大学国際学部教授)
2023年7月11日(火)・7月21日(金)に開催される、春学期公開セミナー「多文化主義とデモクラシー―隠された記憶を掘り起こす―」の紹介でした☆
