2023年5月12日(金)から14日(日)の3日間、海遊館のリニューアル工事中の「グレート・バリア・リーフ」水槽で、海洋プラスチック等を再利用して作られたファッションアイテムを展示する特別企画「サンゴショーウィンドウ」が開催されました。
海遊館「サンゴショーウィンドウ」
開催日:2023年5月12日(金)〜14日(日)(3日間)
この特別企画は、1990年の開館以来、33年にわたり海遊館を支えてきた展示と海洋保全プロダクトのコラボレーションにより、2024年9月のオープンに向けてリニューアル工事中の「グレート・バリア・リーフ」水槽で行われました。
72種約800点の魚を移動させ、約450トンの海水を全て抜いた展示水槽のサンゴ礁(擬サンゴ)を背景に、紙製マネキン8体が、ショーウィンドウ風に展示されました。
マネキンが身につけているのは、海洋プラスチックごみや漁網などの素材をリサイクルして作られた、海にやさしいファッションアイテム30点。
展示には、サンゴ礁の海のかけがえのなさ、保全の大切さを感じてもらうきっかけにしたいという思いが込められています。
水槽に並ぶアイテムは、ウィンドウに貼られたQRコードをスマホで読み込むことで実際に購入可能でした。
協賛企業
ECOALF(エコアルフ)
PORTRUNKS(ポルトランクス)
Rideeco(リデコ)
2024年9月リニューアルオープン予定の「グレート・バリア・リーフ」水槽について
「グレート・バリア・リーフ」水槽は、オーストラリア北東海岸沖、面積26万平方キロメートルに達する世界最大のサンゴ礁と、そこで暮らす熱帯性の魚たちの生態系を再現しています。
今回のリニューアル工事では、"サンゴの生命力"をテーマに、サンゴ礁の華やかさだけでなく、生命のつながりや再生など、より自然に近いリアルな表現に挑戦し、地球規模の環境保全について、これまで以上にメッセージを発信できる展示への進化を目指します。
海遊館、海洋プラスチック等を再利用して作られたファッションアイテムを展示する特別企画「サンゴショーウィンドウ」のレポートでした☆